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『山の上のパン屋に人が集まるわけ』の著者、平田はる香さんのお話を聞きに行きました。

先日、「山の上のパン屋に人が集まるわけ」という、
すてきな響きの本の出版記念トークイベントに行ってきました。

実は、この本は読んだこともないし、
この”山の上のパン屋”も知らないし
行ったことも、もちろんないです。

なぜ、このイベントに行きたい!と思ったのか。

それは、この本の想定を一目みたときに
田舎で小さなお店を成功させるヒントがもらえるかも!
とワクワクしたから。

・・・

仕事を17:30に終わらせて、車を走らせ約1時間。
お腹ペコペコだったけど、食べる時間はなく、そのまま会場へ。

最近流行り(かどうか分からないけど)のオシャレ〜なIT系オフィスに
いろんな雰囲気の人が20人くらい静かに座っていました。

イベントがスタートすると、司会の方が平田さんを呼び入れ、ご本人登場。
大きな拍手が響きます。

壇上にあらわれた平田さんは、
想像していたより都会的で
さっぱりとスッキリとした印象でした。

マイク片手にお話しが始まり、PCの画面がスクリーンに映し出されます。
平田さんがお一人ではじめた、山の上のパン屋「わざわざ」、
日用品の小売とオンライン販売、二店舗目の「問(TOU)」、
コンビニ型店舗「わざマート」、どんどん進化するストーリーを
セミナーのような形で語ります。

トークイベントを、トークショーと勘違いしていたわたしは
まさかの経営セミナーが始まったと困惑・・・。
仕事柄、オンラインも含めセミナーをよく受けるので
(この日の午後も2時間たっぷりオンラインセミナーを受けた)
体も気持ちもしんどくなってしまいました。

お店や会社として大切にしていることやスタッフの働き方など、
ほうほう、と思ったことはあったけど、わたしは「山の上のパン屋に
人が集まるわけ」を知りたかった。

エネルギー切れで、ついに眠気がおそいます。
まさに、お腹がすいて力が出ない状態。

後半は、参加者さんからの質問に答えるコーナーがありました。

目の前にいるのに、なぜかスマホから質問を投げる方法。
せっかくご本人に会えたのに、会話はできないのか。
これならオンラインでよかったのでは?

無駄なアプリを入れるのが面倒なので、ひたすら聞く側に徹しました。

どなたかが、こんな質問をしてくれました。
「お忙しいと思いますが、プライベートの時間はありますか?」

平田さんからは、意外な答えが返ってきました。
「仕事とプライベートは分けないで溶かしています。」

仕事の合間に、数時間好きなことをしているそうです。
きっとお仕事も好きだから苦じゃないんでしょうね。
わたしも、休みの日でも仕事のSNSアカウントを触ったりしてしまいます。
「仕事好きなんだな、わたし」って思います。

そして、今は一人暮らしで、お子さんとは週に1日しか会っていないとこのと。
なるほど、と腑に落ちる。
社長業、家事、育児をしながら、自分の時間をどう捻出しているのだろうと不思議に思っていました。
決して何かを否定している訳ではありません。

最後に著書にサインをいただき、その場をあとにしました。

本を出版された方と直接会えるのは、とてもいい刺激になりました。
たくさんお話しを聞いて、改めて、わたしにはたくさんお客様がくるお店は向いていないなと思いました。小さく穏やかに、在りたいなと。

・・・

家に帰り、ゆっくりと本を読みました。

平田さんが、山の上にお店をつくった理由は
「この場所の景色をお客様にも見せたかったから」

すごくいい理由だなと思いました。

誰かを喜ばせたい。
あの人に喜んでもらいたい。

そういう単純なことで、世の中は「ありがとう」の循環がおこるんだな。

自分のためにやるのは趣味。

誰かのためにやるのが仕事。

肝に銘じて忘れないように。

・・・

わたしの周りの自営業をしていて、成功している方たちにも共通しているのは、
写真やデザインに力を入れている事。

今はなんでもネットで調べる時代だから
検索して出てきたホームページやSNSが「すてき!」なことがとっても大事。

今までは、お金もないし、中途半端にスキルがあったから自分でやっていたけど、ちゃんとプロに頼もうって思いました。
そのためにも、お金、貯めなくちゃ。

・・・

最後までお読みくださりありがとうございます🍀

今日は金環日食だそうです。
何か嬉しいことが、みなさんに空から降ってきますように。

ミミ


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