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2ヶ月ぶりです。近況報告。

久しぶりの投稿になります。ご無沙汰しております。
この間、なかなかにバタバタだったので、かいつまんで近況報告です。

2年ほど前に、以下のような記事を書きました。

この記事の後半に、母の状況について書きました。この時点では「手術後のリハビリで転院」という状況だったのですが、その後入院していた病院の関連施設の「老健」に入所になりました。「老健」は、日常生活を送れるようになるために入所するリハビリ施設のようなもので、多くの方は半年程度で退所することを目指して生活しています。

ただ、私の母の場合は認知症の症状もあり、今後一人暮らしをできるような状況にはならないということがわかっていたので、その後をどうするか、ということも常に考えているような状況でした。

一方で、世間はコロナ。「老健」は(施設にもよるとは思いますが)面会のハードルがなかなか厳しく、直接会うことはほぼ不可能という感じでした。県境を越えての行動もなかなか難しい状況でもあり、そのことについて理解のある施設でもありましたので、老健としては異例の2年間ほどお世話になるという状況でした。

でもさすがに、今年に入ってから「そろそろ退所の検討を」と言われ、アドバイスもいただきながら施設探しをスタートさせました。東京で探すか、長野に呼ぶか、ということも考えながら、今後のことも考えて長野県内の施設にすることにしました。(高速で1時間ぐらいかかるのですが、今までの東京・長野間に比べれば所要時間は半分以下)

施設が決まれば引っ越しです。以下、5月以降に実施したことを書いていきます。

① 施設の決定

老健のスタッフの方のご紹介で、施設を探してもらう専門の方をご紹介いただき、施設のピックアップ・施設の下見の段取りなどをしていただきました。下見以降の手続きは私の方で行いましたが、かなり時間的に助かりました。

② 移動手段の決定

すでに車椅子状態である母の移動をどうするかというのが次の課題。東京都から長野県への移動になるため、できるだけ負担のない方法で行う必要がありました。ここは老健スタッフのご紹介で介護タクシーを手配。高速道路を使うことや長距離であることもありかなりの金額になりましたが、安全第一ということでこのような手段となりました。介護の資格のある運転手であったことも決め手の一つでした。

③ 東京の役所の手続き

移動の前日の平日に仕事の休みをとって役所の手続き。転出届・保険証関係の手続きを実施。これはあまり手間なくできました。その後、お世話になった包括支援センターを訪問しご挨拶。あわせて実家(賃貸)の家財道具処分の業者の相談をしました。ここでの情報であれば、比較的安心できると思ったので。いくつか紹介していただき、見積もりの連絡などをしました。

④ 東京から長野への移動

移動は老健まで母を迎えに行き、手配した介護タクシーで移動しました。途中3回ほど休憩を入れながら長野県の施設に到着。そちらで新しいケアマネージャーさんと打ち合わせして今後の介護の方針などを確認しました。

⑤ 長野県での役所の手続き

移動後の平日に仕事の休みをとって長野での役所の手続き。転入届の手続きののち、母の障がい者手帳の手続きも。こちらは転出の際には特にすることがなくて、転入時に転入先の役所でいろいろ手続きがあります。ちゃんと説明を聞いておくと、得する制度もいろいろあるので、わからないこともどんどん質問するといいと思います。

⑥ 実家の家財道具などの処理

家財道具処分の業者さんは土日の対応ができないところも多いので注意。こちらも平日休みをとって実施しました。見積もりは複数業者から取りましたが、作業内容も金額も様々ありますので、しっかり説明も聞いたほうがいいと思います。
ゴールデンウィークなどを利用して必要なものの仕分けは終わっていたので、「家の中にあるものは全部処分でいい」という状態にして実施。だいたい5時間ぐらいで作業が終わりました。(広さは3DKぐらい)
その日は、あわせて退去手続きの書類を住宅の管理事務所に提出したりしました。敷金精算の説明などもあるので大事。

⑦水光熱関係の停止連絡など

具体的には、電気・ガス・水道・NHK・インターネット・電話など。住宅の管理事務所からもらう資料の中にチェックリストがあったのでありがたかったです。インターネットについては返却機材もあるので、家財道具処分に混ぜないように注意。

⑧ 東京の役所で追加の書類発行

長野県での手続きに必要な「非課税証明書」などの発行も、家財道具処分の日に実施。


以上のようなことをゴールデンウィーク以降、今月の上旬まで実施しました。なお、母宛の郵便物は全て私のところに届くように手続きしました。

まだ多少、細かい手続きが必要なこともあるのですが、それは少し状況が落ち着いてきたらすすめていきたいと思っています。


これだけでもなかなか大変だったのですが、これとは別に、「久しぶりに大きな出費」もすることになりました。お金が出るときは、一気に出るもんだ…。これについては、来月になったら書きますね。

よりよい記事をつくっていくために活用させていただきます。