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NCT NATIONレポート【メンバー別感想+全体レポ】vol.5(5/5) / ロンジュン,チョンロ,チソン

ついに最後です…長かった…。
vol.4ではヘチャン、ヤンヤン、ジェノ、ジェミンのレポを公開しています!もしよければそちらも読んでみてくださいね。

ロンジュン

「美少年」と書いて「ロンジュン」と読む。甘いフェイス、可愛らしいサイズ感、そして華奢な体型。そのビジュアルから想像した通りの甘い歌声が印象的でしたが、今回このレポを書くにあたってダンス入社だったことを知り、目ん玉飛び出ました。とにかく「美少年」と調べた時の参考画像はロンジュンで決まりです。
そんなロンジュンのサイズ感を顕著に感じられたドリムセクションの時の衣装がめちゃくちゃ記憶に残ってます。あの衣装の時の靴がティンバーランドだったんですが、ロンジュンがティンバーランドを履いてるんじゃなくて、ティンバーランドがロンジュンを履いていました。
こんな感じで存在自体が可愛らしいんですが、そのビジュアルに騙されてはいけない。人の心を容赦なく掻っ攫う、とんだハート泥棒です。どんな小さなペンサのタイミングも逃すことなく、打率10割で味の素スタジアムをめちゃくちゃ揺らしてたペンサの鬼。kangarooでコンマ何秒のウインクを繰り出した時はくらっときました。カンガルーを模したポーズだけでも可愛いに、そのポーズを取りながらのウィンクはあまりにもアイドルとして完璧な姿でした。たぶんウインクをしていた時間は1秒にも満たないと思いますが、今でも強烈にその映像が頭に残っています。ロンジュンらしさ全開のペンサで何度も何度もシズニ達を狂わせていました。
そしてグループの垣根を超えたメンバーとの仲の良さが垣間見える回数が多かったこともとても印象に残っています。そういう姿を見ると、シズニに対してもメンバーに対しても、とにかく人の懐に入るのが上手なんだなんだろうなと感じました。最近テン抜きでテンの家族と旅行に行っていたことが話題になっていましたが、なんかすごく納得です。可愛い顔したとんだ人たらしですよ…その沼、落ちたら危険。

チョンロ

まさに「会長」。それも老舗企業の会長。企業の長年の歴史を守り、膨大な人材を従えるビジョンが見えるほどの肝の据わったパフォーマンスでした。物怖じしないのびのびとした舞台上の姿は「さすが」の一言。チョンロが舞台上にいるだけで、舞台の安定感がぐっと増すような感じがしました。さすがの貫禄、これで2001年生まれは完全に貫禄バグです。
チョンロのパートになると「今、俺の時間だから」と言わんばかりに、観客に有無を言わせずパフォーマンスを魅せる不思議な力があるんです。気持ちのいい高音のハイトーンとか、余白があるようなチョンロ独自のダンススタイルとか、パフォーマンスで魅せらるのは言わずもがなです。でもそういう魅力以外に、気が付いたら彼の世界に引き込まれているみたいな、そういう天性の人を引き付ける魅力を感じられたのがとっても印象的です。
そして天真爛漫にステージを楽しむ姿もまたチョンロの魅力でした。特にカンガルーはもうチョンロの代表曲。チョンロを見るシズニが子犬とかに向ける目と同じ目でした。そしてそんなシズニの反応を見てチョンロも満足げなニッコニコの笑顔。その表情と萌え袖でカンガルーの振り付けは破壊力抜群です。自分が可愛いって分かってやっているのがまた罪な男ですよね…。
年齢を重ねて色んな武器を携えだしたらって考えると恐ろしい。その時にはまじで会社1つくらい作ってそうです。

チソン

NCTのギャップ王、パクチソン。ギャップを武器にしたメンバーは沢山いますが、彼ほどの振り幅を持つ人はいないんじゃないでしょうか。透き通っていて優しい歌声のバラード担当みたいな顔して、その低音はずるい。faded in my last songの最後、「faded, faded, faded…」がもう個人的チソンくん最っっっ強モーメントでした。声フェチの私からすると、是非ともナレーションとか声のお仕事をして欲しいです。
そしてチソンくん、ダンスもギャップだらけです。背がすらっと高くて手足が長くて肩が華奢で、フィギアスケートとかバレエを思い起こさせる体型。だけどゴリゴリのヒットが特徴的な力強いダンススタイル。もうチソンのダンスは肉眼でも瞬時に判別できるほど、圧倒的な舞台映え、そして存在感のあるダンスでした。特に印象的なのはBOBです。マンネチソンが14人のヒョン達を従えるダンスブレイクはただただ圧巻。チソンのダンススタイルってブースター的な役割にぴったりで、全体のテンションを限界突破させる爆発力がありました。NCT集結の楽曲っていうだけでもシズニ側のテンションはかなり限界突破しているはずなのに、さらにそれを軽々と越えさせてました。あとそのダンスブレイクに入る前に直立のまま前に倒れる振りがありますが、倒れる前にヒットを入れて勢いをつけているのをTwitterで見つけて大興奮、芸が細かい!
あと最後にこれだけ言わせてください。"マンネ"チソンくんがthe batでフロントジッパーを開けた時、予想を遥かに超える色気にシズニキャパオーバーでした。会場全体から悲鳴が上がっていました。ギャップ王チソン、恐るべし。

最後に

NCTが勢ぞろいした姿(テイルさん早く元気な姿が見たいよ!)を見られたことも、死ぬまで生では聞けないだろうと思っていたNCT Uの楽曲を聞けたことも、まじで夢のようで奇跡みたいなliveでした。そしてK-POP以外も含むこれまでのどの現場とも異なる不思議な楽しさがありました。
なんでそう感じたんだろうと考えてみて思ったのは、ファンのみんなと一緒に楽しんだ!っていうことを今までにないくらい感じたからじゃないかと。NCTっていう不思議な形態のアイドルをそれぞれの形で推しているシズニが一堂に会して、自分の推しグル・メンバーとか関係なく、あの祭りをとにかく盛り上げよう!楽しもう!っていう一体感がすごかった。「自分の推し最強、でもあんたの推しも最強」みたいな感じで、どの瞬間もどでかい愛で溢れていました。
すごく印象に残っていることがあって、私の席の近くに小学生くらいの女の子と、その子のおばあちゃんくらいの年齢の女性がいたんですね。女の子は手作りのライオンの折り紙をうちわに貼って背伸びして舞台を見ていて、女性は座ってじっくりと舞台を見ていて。うん、なんか、これが"シズニ"だよなって笑
「ファンはアーティストの鏡」だってよく言うけど、シズニの姿はまさに"NCTのファン"でした。

K-POP界の嫌な伝統「魔の7年」の時期に入り、来年からは年長組の兵役が始まります。テヨンが兵役について言及したり、この時期特有の胸がざわざわする感じがあったんですが、このレポを書いていて思いました。NCTほどタフなグループはない。同じNCT内でグループ間の移籍があったり、デビューしているのにグループには属していないメンバーがいたり。超えなくてもいい壁まで超えてきた彼らに超えられない壁はないって話ですよ。絶っっっっっ対に今のメンバーでNCT NATION vol.2ありますから。

1か月間アホみたいな熱量で書き続けたこのレポもそろそろ締めたいと思います。全部で15,000字くらい書いたみたいです。え、卒論?はぁーーーーー楽しかった。私のNCT NATION、いったん完結。ひとまず127の単コンのために徳を積みます。

今回お休みだったテイル、そして過去に所属していたルーカス、ショウタロウ、ソンチャン含め、NCTに幸あれ!!!!!そして私たちシズニに幸あれ!!!!!!

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