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「抜かされて嬉しい」という初めての感情

息子に背を抜かされた。私は157-158センチ。4月の学校の身体測定では息子の身長は157センチで、家で見比べても、わずかながら、でも確かに私の方が高かった。ここ数か月、「まだ私の方が大きい!早く抜いていいよー」というやり取りを何回したことか。一気に抜かれるかと思いきや、意外に時間がかかって、あれ?ちょっと停滞期?としばらく気にしていなかった。でも、数日前に夫が「おっ?息子の方が高いぞ!」と言いだして、測ってみたら確実に追い越されていることが判明。こういうのは「まだかまだか」と注目している時ではなくて、気にしていない時に来るものなのかもしれない。

いずれにしても、嬉しいな。あんなに小さかったのに。でも、なんだか変な感じ。なんで変な感じなんだろう?と考えてみたら、分かった。今までの人生に「抜かされて嬉しい」と思ったことなんて、一度もなかった。特別負けず嫌いでもなかったけれど、やっぱり抜かされる時は多少は悔しかったり、悲しかったり、自分が情けなかったりしたものだ。でも、今回は一点の曇りもなく「抜かされて嬉しい💛」うん、新鮮だ。
体重を抜かされる時は、さらにさらに「抜かされて嬉しい」に拍車がかかることでしょう。まだまだ、まだまーだ、先になるとは思うけれど、その時よ、早く来い!



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