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念願のサンライズエクスプレス出雲に乗ってきた!

電車好きの中1息子が、ずっと乗りたがっていた寝台列車・サンライズエクスプレス。定期運行しているのは、今やサンライズ瀬戸・出雲だけらしく、それらもいつまであるか分からないから、あるうちに絶対に乗りたい!と。

定期運行している寝台列車って、サンライズだけなんだ。へぇー。そのうち、終わるなら私も乗ってみたい!ということで、母の出番。
予約はいつから? → 乗車日1ヵ月前の10:00から 
どうやって? → ネット予約or駅の窓口or旅行会社にツアーを頼むか

私は最近、先着のチケット予約など外しまくっているのでネット予約は自信がない。窓口も10時ぴったりにお願いするのは混雑状況によるし、数分だとしても無理を言うのは性に合わない。ツアー会社に頼んでダメなら諦めがつくだろう…ということで、1月上旬に旅行会社に申込みをした。
塾や部活もあるので、行けそうな日程はひとつだけ。それでダメなら行き先を考え直そう…と息子と話して、予約の可否が分かる1カ月前をドキドキしながら待った。「行ける!」と分かった瞬間は、まんま合格発表の様だった。
ヤッター!!!桜は咲いた♡
取ったのはB寝台のシングル2部屋。予約が取れる確率を上げるため、一番部屋数が多いものを選んだのが良かったのかも。

ということで、先日の夜、東京駅のサンライズエクスプレスのホームに降り立った私と息子。じゃーん!!

サンライズエクスプレス、かっこいい!

車両を一通り堪能して、いざ車内へ。人一人がギリギリ通れるくらいの細い廊下の両サイドに個室がびっちり。シングル個室には、1960mm × 700mmのベッドがあり、それがこの部屋のすべて。狭いけれど、コップと枕と掛け布団と着がえも付いていて、今からここが私だけのお城♡と一瞬で愛着が。

廊下と、部屋の真ん中に座って撮った右と左の様子

大きな窓越しには東京駅の風景。

帰宅する方々、お疲れ様です!

油断して、ホームの人と目が合って、てへへ&とほほを数回。これも寝台列車の旅の醍醐味。ん?醍醐味?笑

少しだけ息子の部屋に行って、おしゃべりしたけれど、初めて行く関西以降の景色が見たいから、早めに寝たいと追い出され、私もおとなしく熱海くらいで寝ることにした。いざ、電気を消して、ベッドに横たわってみたら、それまではそんなに気になっていなかった音と揺れが思った以上に激しくて、「果たして寝られるのか?」と不安になった。しかし、私の寝る能力は思った以上に高かった!10分後、見事に就寝。結局、途中起きたりもしたけれど、5時間くらいは寝ることができた。

サンライズは出雲行き7両と高松行き7両が岡山駅で真っ二つに切り離される。息子がとっても楽しみにしていたこの切り離しは、予想以上に大人気ですごい人だかりだった!

「スターを囲む報道陣たち」みたいな切り離し風景

一仕事終えた後は、私の部屋で車窓の景色を楽しみながら、東京駅で買っておいたフルーツサンドで息子と一緒に朝ごはん。

フルーツサンドの映え具合で旅のテンションはさらに上がった

到着まで、その時点でもあと残り4-5時間はあったので、もう一度寝て、起きたらお初にお目に掛かった大山が目の前に。

初めての大山に感動!

その美しさに釘付けになり、宍道湖の大きさに驚いているうちに予定より1時間遅れて11時に出雲市駅に到着したのでした。

サンライズは距離が長いので、遅れることも珍しくないそう。1時間遅れだったけど、次にいつ乗れるか分からないので、長く乗れてラッキー♪と喜んでいた私たち。その後の出雲大社の滞在時間がかなり削られていたことに、その時点で気づいていないのん気で幸せなアホ親子^^;

ということで、通常なら12時間、この日は13時間の東京ー出雲市へのサンライズ旅は無事終了。横になれるというだけで、かなり快適だった!疲れちゃうかな?体が痛かったりして?と、いろいろ覚悟していたけれど、全くそんなことはなく、出雲市に着いた瞬間からMAXの状態で動き回れた。サンライズ最高!リクエストしてくれた息子よ、ありがとう!鉄道スキの息子のおかげで、自分だけでは決して思いつかなかっただろう世界が広がって、見ることがなかっただろう景色が見れていることを本当に幸せに思う。またひとつ、いい思い出ができました。

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