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《検証》中1男子、熱唱しながらのテスト勉強で結果は出せるのか!?

中1息子は先週、学校の期末テストだった。2学期の期末の直前にインフルになってしまい、中間テストより80点近く(!)点数を落とした息子。何よりも大切なのは健康だ。そう『健康第一』。前回、そんな教訓を得た息子は、今回、どんな教訓を得たのだろう。

80点を取り戻せ!リベンジに燃える息子を支えた音楽

今回息子は、リベンジに燃えていた。と、同時に、期末テスト直後から、人生で初めてミュージシャンにドハマりしてしまったのである。その名はMRS.GREEN APPLE
うん、素晴らしいバンド!ナイスセンス!母も好きだ!一緒に聴けるし、とっても嬉しい。時には、「この歌詞いいよね」なんて、同意を求めてきて、可愛いじゃないかーと、微笑ましく思っていた。勉強しながら、好きな曲をBGMにしてるのも、学生時代の自分と重なって、“あぁ、大きくなったなぁ…”なんて感慨深く感じていた。

このきれいな歌はどこから?2階から!

年が明けて、あれよあれよという間にテストが近づいてきた。息子は気を抜くことなく、ちゃんとリベンジに向けて燃え続けていて、我が子ながら、“やるねぇ”と感心。私の大学受験前なんかよりずっと真面目に勉強してる。
ところが!である。いつからか、どこからともなく、ウィーン少年合唱団のような、きれいな歌声が聴こえるようになったのである。1階にいるのに、扉を閉めた2階の息子の部屋から…。それはMRS.GREEN APPLEの歌、歌、歌。声変りが始まっていないので、高音がきれいー♡とか言ってる、のんきな母=私。

間違ったやる気スイッチがオン!検証が始まった

歌声は日に日に大きくなり、気持ちよさそうな声が何十分、何時間と続くことも珍しくない。そんな様子を、夫と笑いながら見守る日々。時々「気持ちよさそうに歌ってるねぇ」と言いながら覗きに行くと、「えっ?聴こえてた?」と照れながらも、確かに勉強もしている様子。「あんなに歌って、集中できてる?」と訊くと、いつも「大丈夫!」と断言。ホンマかいな。
その後も、かなりゆるい私でさえ、「さすがに歌いすぎじゃない^^;」という日々が続いたけれど、さらにゆるい夫は、「大丈夫!俺も歌ってたから!」と謎に自信満々。確かに、勉強していないわけではない。それなら、“熱唱しながら勉強していても、テストで満足いく点が取れるか”という検証をしようじゃないかと、私が気持ちを切り替えた。来る日も来る日も歌い続けて数週間。多分、息子は最初より声量が増した。笑

熱唱に次ぐ熱唱の末…のテスト結果

テストが終わって、手ごたえを聞くと、“そこまで大きく失敗していないと思う”と。そして、昨日、5教科すべてが返却された。結果、取り戻せたのは……60点。最低でも80点を取り戻して、さらに上を目指したいと言っていたので目標達成ならず。残念!
実は今回、親が驚くほどの時間を勉強に費やした息子。なのに、目標を達成できなかったのは、やり方の問題もあるかもしれない。“でもね、それよりね、多分ね、あんた歌いすぎだよー!”と、言いながら、可笑しくて可笑しくて。テストができなかった理由が歌いすぎなんて…聞いたことなーい!と、息子と2人で大爆笑。我が子ながら、おもしろすぎるわ。

検証結果発表

いくら長時間勉強しても、熱唱しながらのテスト勉強では結果は出ません!「歌いながら 勉強」とかで検索して、実はそのことはずいぶん前から薄々気づいていたのだけど、本人が大丈夫だというのでやらせてみた。でも、多分、歌っている間は勉強に集中はできていなかったと思う。そして、息子は1日数時間は歌っていた。気分転換に時々歌うのはいい。なんなら歌ってほしい。ということで、今回得た教訓は『歌はほどほどに』。次に生かしてくださいな。母より

歌うお子さんがいるおうちの方、この結果をぜひ参考にしてくださいね。


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