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【総合職試験 教養区分】 政策討議試験


政策討議試験

政策討議試験とは、ある政策課題についてはじめに自分の意見を簡単に紙にまとめ、その後5人程度のグループで議論をする試験になります。

【試験の流れ】

(1)当日に出題される政策課題に対して自分の意見をまとめる
制限時間20分で、A4用紙1枚に政策課題に対する自分の意見をまとめます。この試験では、複数枚の参考資料を渡された後に「ある政策課題に対してあなたはA案とB案のどちらを支持しますか」といった形で出題されるので、自分の意見とは、支持する案とその理由になります。恐らく、根拠が十分であればどちらを支持しても問題ないと思われます。

(2)自分の意見をもとに、5人程度でディスカッション
次に、(1)で書いた自分の意見をもとに45分間のグループディスカッションを行います。流れは、はじめに数分で自分の意見をプレゼンした後に、45分間の議論を行います。そして最後に、自分の意見が議論を経てどのように変化したかを再度、数分で発表します。
この議論では、A案とB案のどちらが正しいかを決めるのでは無く、5人で合意のとれる案を導くことが目的でした。
また、グループ全員が自分の意見を書いたA4用紙はコピーして、全員に配布されますが、それ以外にホワイトボード等は無いので、全員で同時に見ることができる議事録は存在しません。

【対策方法】

僕が行った対策方法は
グループディスカッション(GD)の練習を積む
になります。

正直、この試験の対策はこれにつきるかなと思います。案を支持する理由を論理的に考えるといったことは、企画提案試験や総合政策論文でも行うため、このGDに特化した対策は、GD練習で十分かと思います。

具体的な練習方法としては、僕は民間就活でGDを経験するのみでした。独学ということもあり、政策討議を対策する必要がある人はもちろん周囲にはいなかったため、公務員試験と並行して行っていた民間就活のGDで代用をしていました。
何回か経験すると、議論になれてくると思うので、数をこなすことが大切です。僕も当日は、ファシリテーター(司会のようなもの)の立場で議論を進め、協調性もを持ちながらも自分の意見は主張できたと思っています。少し議論に慣れている方は、ファシリテーターに挑戦してもいいかなと思います。
また、当日は議事録が無いですが、目的は合意形成なので、議論の途中で全員の共通認識がとれているかは確認した方が良いと思います。

リンク集

【試験概要】

【企画提案試験】

【人物試験】

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