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真面目なんかじゃない


このページをひらいてくださってありがとうございます。
みゃうです。


私はずっと真面目と言われてきて、

自分もそれを自分の取り柄だと思っていました。

「真面目なのはいいことだ」と

当たり前のように言われます。

私もそれを疑ったことはありませんでした。


しかし、私はもともと真面目だったわけではありません。

むしろ逆でした。

好奇心旺盛で、いたずら好き。

そんな私がなぜこうも真面目になったのか。

理由は単純です。

怒られるのが嫌だからです。



私は怒られるのが異常に嫌いです。

怖いのではありません。

とてつもなく不機嫌になるのです。

最初はただ怒ってくる大人に対して不満を募らせていましたが、

いつからか「自分が怒られるようなことをしなければいい」と思うようになりました。

やりたいことをやって怒られて不機嫌になるより

やりたいことを我慢して怒られないでいるほうが得策と考えたのです。



怒られることを極度に嫌う私は

確実に怒られないことしかしなくなりました。

明確に許可されたことだけやる。

やっていいともダメとも言われていないことはやらない。

言われたことは守る。はみ出さない。

それが「真面目」に映ったのでしょう。

いつからか私は「真面目」というレッテルを貼られていました。



真面目であることに疑問を持ち始めたのは高校生のときです。

怒られないために自ら狭めた行動範囲を窮屈に感じるようになりました。

本当はやりたいけれど、怒られたら嫌だからやめておこう。

そう思うことに飽きたというか疲れたというか。

もういいやって思いました。

怒られて不機嫌になったのは私が未熟だったからで

もう大丈夫だろうとも思いました。


私は真面目をやめました。

とても楽になりました。

一気に重い荷物をおろした気がしました。

もう怒られるかもしれないと怯えることもありません。

やりたいことをやる。ただそれだけです。


最後まで読んでくださってありがとうございます。


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