2018年への感謝と2019年への期待
いよいよ2018年大晦日。
今年も終わろうとしている。
先日、2018年の新年を迎えたかのようなスピード感で時は走り去っていく。
その時間を味方につけたいものだ。
古代ローマの哲学者セネカは言う。
「われわれは短い時間をもっているのではなく、実はその多くを浪費しているのである。人生は十分に長く、その全体が有効に費されるならば、最も偉大なことをも完成できるほど豊富に与えられている。」
人生を短くするも長くするも自分次第。与えられている時間を浪費するのも自分であり、有効に使うのも自分である。
2018年はどうであったであろうか?
本当にやりたいことに時間を費やせたであろうか?本当に意味を感じることに時間を費やせたであろうか?その密度によって、人生の充実度は変わってくる。
100点満点とまではいかなくとも、全力を傾けたことは確かである。なら、時間の密度は濃く、前進した分だけ充実したものになっていると確信している。
皆さんはどうだろうか?
さて、
「世界経済は転換期を迎えている−。」
「2019年は節目の年になるだろう。」と言われている。
でも、よくよく考えてみると、
2018年も節目の年になるだろうと言われていた。30年、40年前の本を読んでみても、「現在は経済の転換期である」と書かれている。
つまり、いつの時代も転換期なのである。すなわち、経済は変化し続けているということである。
スマートフォンが世に出てから、まだ10年である。スマートフォンがなかった時代はどんな生活をしていたのかもすでに霞んできている。この10年で過去の固定概念は消え、生活もガラッと変わったいったのである。
世の中は、ある日を境に黒から白へと一気に変わることはない。テクノロジーの進歩や政治の動向、農業の出来高や人口の増減など、複雑な要因が絡まりあって、日に日に小さくも大きく変化していき、日に日にジワ〜〜っと世の中に浸透していく。
その小さくも大きな変化の兆しを捉えていくこと。そして、世界がどこに向かっているのかを意識しながら、その一助となれるよう、活動をしていくことが大切であると思っている。
平成も終わり、新たらしい元号へ変わる。
2019年はどのような年になるのか?
2018年に感謝を抱き、2019年に期待を抱きながら、新年を迎えたいと思う。
“2019年はどのような一年にしますか?”
2018年の記事を読んでくださった多くの皆さま、心より感謝しております。ありがとうございます。大晦日もステキな時間をお過ごしください。
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