“集中する”って、気持ちいい
意識を集中するにはどうすればいいか?
意識は心です。
まず意識を向けること。
意識を向けるとは、心を向けることです。
気持ちを向けることです。
つぎに、焦点を合わせましょう。
焦点を合わせるとは、対象をひとつにすることです。そして、そのことだけを思うんです。
自分の自然な呼吸に意識を向けてください。
呼吸に焦点を合わせてください。
心を呼吸に向けてください。
呼吸とひとつになってください。
意識をきりかえてください。
吐くほうにきりかえてください。
吐くほうだけに意識を集中しましょう。
吸うほうはほっぽらかしましょう。
頭の中に浮かんでも、なくそうとしないでください。ほっといてください。
なくそうとしないでください。
ほっといてください。
やるのはひとつだけ、吐くほうに焦点を合わせるだけです。
〜『呼吸の本』加藤俊朗 〜
この方法をやってみると、
“意識を集中させるとはどういう感覚なのか”ということが実感できます。
「吐くほうだけに意識を集中すること」は、「意識の対象をひとつにすること」そのもの。
雑念が頭の中に浮かんできても、そのまま「吐くほうだけに意識を集中している」と自然と雑念は消え去り、「吐く」という“ひとつの対象”に意識が集中していきます。
すると、
「あ〜、これが、集中してるってことね」って分かるのです。
澄みきっているというか、シャープな感覚というか、なんか淀みがないんですよね。
“集中してる”って気持ちいいな〜って。
良かったら、試してみてください。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
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