信じるか、疑うか。

プラシーボ効果。偽薬効果。偽薬を処方しても、薬だと信じ込むことによって何らかの改善がみられることを言う。説明不可能な治癒現象を表す言葉。

同じ物事を行う際にも、「できる」と信じて行うのか？。それとも、「できないかもしれない」と疑って行うのか？。心の持ち方ひとつで結果は変わってしまうのである。

私は仲間たちとよく「ジャンジュー」をやる。ジャンケンして買った人がジュースを奢ってもらえるというささやかな遊びだ。勝つか、負けるか。勝敗はジャンケンをする前に決まっているように思える。私はほとんど負けない。10回やって1回負けるかどうかである。その確率で勝てるのは、プラシーボ効果が働いているのではないかと思っている。ジャンケンをする前に、「必ず勝つ」と決めるのだ。勝つことを信じるのである。勝つことに心が決まっているのだ。すると、勝つのである。逆に負けるときは、どんな心境かと言うと、「なんか、負けるかもしれない」とか「負けたら嫌だなぁ」と、心の中に疑念があり、オドオドしていると、まんまと負けるのである。不思議である。

「ジャンジュー」での勝敗は、単なる偶然かもしれない。しかし、心の状態が現実に現れた状態とも言える。どちらが正解かは分からない。しかし、プラシーボ効果を信じている私にとっては、信じた心が現実になったのだと思っている。プラシーボ効果は“祈り”とも言えよう。心の中の声。それが、祈りだ。「必ず勝つ」「負けるかもしれない」それぞれ、祈りである。勝つと祈り、勝つと信じれば、勝つ。負けるかもと祈り、負けてしまうかもと信じれば、負ける。勝ちを信じるか、勝ちを疑うか、で勝敗が分かれるのである。ようは、心が決まっているかどうかである。

あなたはどんな未来を目指しているだろうか？それはとても手の届きそうにない所かもしれない。たとえ、届きそうにないと思えるようなことでも、「できないかもしれない」と疑ってしまうのは良くない。今、全貌がほとんど見えなくても、強い願望があれば、進むことができる。そして、「必ずできるのだ」と信じること、心を決めることで実現が可能になるのです。普段、心の中で何気なく発している独り言、それは祈りです。できると思っていれば、できます。できないかもと疑っていれば、できません。ですから、心の中で「できる」という独り言を繰り返して、信じるのです。「必ず実現する」と心を決めるのです。理想の未来を手に入れるには、「できる」と信じることが大前提。「必ずうまくいく」と信じて行うことで良い結果が手に入るのです。

「できる、できる、できる」。おまじないのように口癖にしてしまう。人生を良い方向へと進める簡単なテクニックです。

“できると信じていますか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。今日も素晴らしい一日をお楽しみください。

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