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ジャック・マー会長の起業家精神

「勉強ができる人はいい仕事が見つかる。だから、わざわざ起業したりしない。僕のように勉強ができないクズは、どこの会社にも入れない。だから、自分で起業するしかない。」
〜 アリババ ジャック・マー会長 〜

【起業に必要な素質】
①IQ 優秀な頭脳
②EQ 困難を克服したり他人とコミュニケーションを取ったりする能力
③LQ 他人に気に入られる能力

【人間関係について】
①短期間で信頼関係は築けない。
②一つの長期的目標に向かって、同じ目線で一緒に歩んでいくことが大切。
③チームリーダーは必ずしもリーダー気質である必要はなく、チームのメンバーに忠誠心を求める必要もない。

【スピーチについて】
①スピーチの技術の良し悪しは言語能力とは関係がない。
②大切なことは、真実を話すこと、自分の考えをはっきりと伝えること。

【学生起業について】
①中途退学して起業しないこと。
②退学した起業家が100人いたとしたら、成功するのは5人だけ、95人は失敗する。
③成功した5人の起業家のうち4人もそのうち徐々に姿を消していく。
④まず、卒業すること。

「起業家がすべきことは、まさに物事に対して、人よりもどれだけ多くの違いを見いだせるかである。頭のいい人ほど他人を見下す傾向にあります。彼らは他人の意見を受け入れない。だから起業家になれない。ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグのような頭のいい起業家は例外です。しかし、私のような起業家はいくらでもいるのです。」とも述べています。

現在、日本社会でも「起業せよ」とはやし立てられています。当然、成功する人間もいるし、失敗する人間もいます。成功した人間にはスポットライトが当たり、憧れの的となります。しかし、その裏には、多くの失敗者がいることを忘れてはなりません。著名人や社会の煽りに流されて軽く起業するのは危険である。しかしながら、逆説的ではあるが、その流れに乗って軽く起業するのもまた賢明でもある。ただ、ジャック・マー会長が言いたいのは、「焦るな」ということでしょう。マー会長は就職活動で辛い思いを何度も経験し、親から貼られたレッテルは「ダメな子」。その痛みが身に染みているからこそ、まず、冷静になって自分を客観的に見る目を養うことが大切であると説いているのではないでしょうか。

#ビジネス #起業 #起業家 #アリババ #ジャックマー


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