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2歳息子とドラゴンフルーツを食す

昨日いくら丼を買ったお店で、こんなものも買いました。



ドラゴンフルーツ。


息子が持っている、この本に出てくるのです。



いろいろな果物や木の実がどのようにできるか、どんな花が咲くかなどを簡単に学べます。

そして、その上で実物を見て食べるのが楽しいです。


実際に、息子はこの本でアボカドを知り、スーパーで買ってきて食べさせたらアボカドが好きになりました。


果物が大好きな息子は、ほぼ毎日この本を読んでいます。



本に出てくるのはりんごやバナナなど、普通に買える果物が多いですが、ざくろやココナッツ、ドラゴンフルーツなど、なかなかお目にかかれないものも載っています。


その中で、ざくろはジュースを買うことができたので、飲んで一応味を確かめることができました。


そして、ココナッツも夫がミルクを買ってきたのですが、使い道に迷ってそのままです…

買ってきてここに置かれたまま1ヶ月以上たってます



そしてドラゴンフルーツは、ほとんど売っているのを見かけません。


だから、昨日のスーパーにあってびっくりしました。


そういえば、私は数年前に別のスーパーでカットされたドラゴンフルーツを買ったことがありますが、そこはいろいろとおもしろい商品を仕入れて売っているお店でした。


昨日のスーパーも同じような感じのお店だったので、そういう方針のところだと売っている可能性が高いのでしょうか?


ちなみに、今回買ったものはベトナム産で、値段は税抜298円でした。


思ったより安いと思いましたが、相場がわかりません。



私は帰宅してすぐ、息子に本物のドラゴンフルーツを見せました。


息子は手に持ったまま、無言でじっと見つめていました。


「本のやつと同じ?」と聞いたら、黙ったままうなずきました。


そして「食べたい」と一言。


もう、食べることしか考えていないようでした。


でもこの時はまだ午前中だったので、昼食の後に食べることにしました。


ちなみに、ドラゴンフルーツをまるまる1個買ったのは初めてだったので、スマホで食べ方を調べてみました。



すると、切り方や食べ方に関して特に注意することはないようでしたが、


「味は当たりはずれがあります」


とのことでした。


具体的に言うと、甘みがあるものとそうでないものがあるようです。


たしかに、私が以前別のスーパーで買ったドラゴンフルーツはほとんど味がなく、レモン味のような甘いシロップが添付されていたので、それをかけて食べました。


そしてその後、沖縄に一人旅をした時に泊まった宿の方が、

「ドラゴンフルーツは収穫後すぐに味が落ちてしまうので、本当においしいものは現地でしか食べられないんだよ」

と教えてくれたのでした。



ただ、それは私が帰ってから何度かメールのやり取りをした時に書かれていたので、沖縄でドラゴンフルーツを食べることはできなかったのですが…(^◇^;)


なので、東北でドラゴンフルーツを買って食べてもおいしくないであろうことはわかっていました。


ネットの情報にも、「甘くないドラゴンフルーツにはハチミツをかけて食べるべし」とあったので、そうすればいいやと思いました。



そして昼。


息子は昼食を食べ終わると、すぐさま「ドラゴンフルーツ食べる」と言いました。


私はドラゴンフルーツの表面を洗い、息子にしっかり見えるようにリビングのテーブルでカットしました。


ドラゴンフルーツの皮は、しっかりしているけど適度に柔らかく、包丁の刃がスッと入りました。


私は生まれて初めて自分でドラゴンフルーツを切ったのでテンションが上がってしまい、息子に「ねぇ、本と同じ!?同じだよね!?」と言いました。


しかし、息子はまたもや無言でした。


それは決してガッカリとか興味を失ったとかではなく、目の前の情報を脳内で処理しようと必死になっているようでした。


そして息子は、半分にカットしたドラゴンフルーツを持って「このままガブッてしたい」と言いました。


私は少し迷いましたが、実は息子は先週から風邪を引いて鼻水が出て、それが夫にうつって咳がプラスされ、その状態でまた息子に戻るという、わけのわからない状況になっています。


幸い私は何の症状もないですが、息子の食べ残しは食べたくないと思い「パパもママも食べるんだから、切るよ」と言って、止めました。



そして一口サイズにカットして食べてみると…


かすかに甘みがありました。


すごく甘いわけではないけど、ギリギリそのままで食べられる甘さでした。


私は「おみくじに例えるなら、中吉くらいかなぁ」と思いました。


でも、種のプチプチした食感と、実の柔らかい食感の中に少しだけ「シャリッ」という感覚があったのがおもしろくて、二切れ、三切れと次々食べてしまいました。

息子も「おいひい」と言いながら、ほっぺをハムスターのように膨らませて黙々と食べ続けました。


そして、皮も食べられないか一生懸命かじっていましたが、無理なようでした(当たり前)。


こうして息子には、「ドラゴンフルーツを食べた」という経験ができました。



この本に載っている植物をあらためて見てみたら、息子が食べたことのないものはココナッツとくるみだけでした。


ココナッツは、自宅のキッチンに放置されているココナッツミルクがあるので近いうちに味見ができると思います…。


でも、くるみは2歳の息子には固すぎて、当分食べられそうにありません。


とりあえず、そのうちくるみ餅(全国区かはわからないけど、甘いくるみだれをかけた餅)でも食べさせるか…と思っています。

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