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2020年の今日、出雲に行った話【2日目】

2020年、3年前の今日、私は友達と出雲大社に行きました。

今のところ、私にとって最後の旅行がこれです。



2泊3日のうち、今日はメインの2日目について書くので、やはり長くなってしまいました。


いつものように見出しで気になったところだけ読んでもらって、全然構いません。

それではいってみましょう!

いくら!いくら!いくら!

神社へのお参りは朝早めの時間がいいからということで、私たちは早めに起き、宿の朝食会場へ向かいました。


朝のバイキングでは、どんぶりに大量に入ったいくらが置いてあり、ご飯にいくらをかけ放題にすることができました。

私はいくらが大好きなので、この宿の食事ではこれが一番テンションが上がりました。

前日の夜もいっぱい食べてるから、そんなにお腹が空いていなかったけど、朝食にいくらがあるなら夜は控えめにすればよかったと思いました。


(夜のバイキングで、「アップルパイ焼き立てで〜す」というアナウンスにつられて2個もアップルパイを食べてしまいました。しかもセルフでアイスもつけて…)


手が滑ったコーヒー事件

部屋に戻ると、友達が「せっかくだからコーヒーが飲みたい」と言いました。


実は、部屋に「自分で豆を挽いてコーヒーを飲めるセット」が置いてあったのです。


私はコーヒーを飲むと具合悪くなるので遠慮しましたが、友達が「だったら豆挽くのをやらせてあげるよ」と言ってくれたので、挑戦してみました。


所定の位置に豆を入れて、ハンドルを回すとゴリゴリと小気味良い感じの音がしました。


「これくらいでいいかな?」と、粉になった豆をフィルターに移し替えようとしたその時です。


私は手が滑って、床に挽きたてのコーヒー豆をぶちまけてしまいました。


「やばいやばい!」と、大慌てでかき集める私。

あせあせ


それを笑いながらスマホで撮る友達。

実は、この時の写真はあと数枚あって、それを見れば一部始終がわかるようになっています。



ひどいよね〜(笑)


この件は当然、チェックアウトする時にフロントの方に謝り倒しました。



こんなんで出雲大社にお参りして、ご利益が得られるのか…


先が思いやられました。


出雲大社に行く前に、まずは表参道の散策から


外に出ると、雨が降っていました。


友達は、「雨が降るのは、神様から歓迎されてるってことらしいよ」と言いました。


本格的に出雲大社に入る前に、まずは表参道を歩いてみました。



表参道の入り口には、めちゃくちゃ大きい鳥居がありました。

近くからでは、全て写真におさまりません。



電車の駅もあります。私たちの地元に昔あったローカル線を思い出すような、レトロな駅舎です。


ていうかこの写真、等身バランスがおかしくないですか…?


身長が170センチくらいありそうです。


帰ってから友達が送ってくれたので確認していないのですが、たぶん脚長モードとかで撮ってますよね??



現実はこうです。(159センチ)


この日は雨が降っていたし、水曜で定休日の店が多く、観光客はまばらでした。


しかし、そのまばらな観光客の中に、前日に私と同じ飛行機に乗っていた方が2人いました。

(2人組で旅行していたらしい)

10人くらいしか乗っていなかったうちの、2人です。


別に挨拶も何も交わしませんでしたが、私は何だかうれしくなりました。



ついに念願の出雲大社へ!

ついに、出雲大社の境内に入ります。


私と友達は、気になったところを写真におさめながらゆっくり進んでいきました。


途中、10数メートル離れたところに、鶴とかサギに似た、見慣れない鳥が一羽いました。


つねにここにいる鳥なのか、たまたまいた鳥なのかわかりませんが、とても神秘的に見えました。


(パワースポットだと思えば全てが神秘的に見える…)


思わず棒読みになる大しめ縄



鳥居をくぐってから本殿みたいなところまでは、それなりに距離がありました。

私も友達も、口には出しませんでしたが、やはり「ザ・出雲大社」的なあの光景を求めていました。



そしてやっと、見つけました。



「大しめ縄だぁ」

「大きいね、すごいね」


とは言ったものの、私も友達も言葉に感情がこもらず、棒読みになりました。


写真を何枚か撮って、順路を進みます。


奥に行くと、初詣みたいに参拝できる広いエリアがありました。


このエリアには団体でお祓いを受けている人たちがいたりして、それなりに人がいました。


私たちもおみくじを引いたり、お札を買ったりしました。

もったいなくて処分できません


出雲大社のおみくじには、吉とか凶とかが書かれていないのですが、私が引いたものには「謙虚に過ごしてれば、時間はかかるかもしれないけど結果が出るかも」みたいな、そこそこ良い内容が書いてあったので、持ち帰ることにしました。


出雲大社の敷地内には、色々な神様や建物があり、見るところがたくさんあります。


説明の書かれた看板を読み、要所要所で手を合わせ、進んでいくと…


私たちは、言葉を失いました。






出雲大社の有名な大しめ縄って、コレじゃん!!!


さっきのは何だったのか…


私も友達も、「さっきのも大きかったけど、思ったより大きくないな、って思ったよね!?」と言って笑いました。


たしかにこれはでかい…


圧巻でした。



そしてさっきのやつが何だったのかは、いまだに調べてません(笑)



でも、初めて来る人はちゃんと調べてないと間違える…よね…??(^◇^;)


私たちは、無事に「ザ・出雲大社」な光景を見ることができて満足しました。


稲佐の浜で、日本海を眺める

友達は、前日から「出雲大社に行ったら、稲佐の浜っていうところにも行きたい」と話していました。

なんでも、全国の神様が年に一度出雲に集結する時、「ここから出雲の地に上陸する」という場所があるそうなのです。


出雲大社から歩いても10分〜15分くらいで行けるようですが、寒いし道に迷ったら嫌だということで、私たちはタクシーに乗りました。



朝から降っていた雨は、出雲大社にいる間に一時的に強まりましたが、稲佐の浜に着く頃には止んでいました。



ここから八百万の神様が出雲に降り立つのか…と考えると、特別な砂浜に見えました。


タクシーの運転手さんは、乗った時から色々観光案内とかをしてくれて、私たちが稲佐の浜に見学するのも付き合ってくれました。


写真も、シャッターをお願いすると良い感じのアングルで撮ってくれました。


静かな波の音と、広い海の景色に癒されます。

そういえば私、日本海をきちんと見たのって初めてかもしれないと思いました。



私は宮城県で生まれ育ったので、やはり海といえば太平洋でした。


日本海側の県に親戚や知り合いはいなかったので、隣の山形とかに行くこともほとんどなく…


これが日本海かぁ〜〜〜と思うと、ますます特別な光景に見えてきました。


…しかし、余談ですが私の母の実家は青森市にあり、小さい頃は毎年行って海を見ていました。


青森市って真ん中にありますけど、よく考えたら太平洋側なのか日本海側なのか…


気になって今調べてみたら、確実なソースは見つけられなかったけど、どうやら日本海側っぽいです…


たしかによく見ると、地図のちょっと左に寄ってるかも…?


えっ、でもこれはノーカウントにしてほしい(笑)


旅の目的は果たされたわけで…


タクシーの運転手さんには、出雲大社前駅のところまで乗せてもらいました。


写真を撮ってもらったり、いろんな話をしてもらったりして楽しかったので、運賃を払う時に「お釣りはいらないです」って言えばよかったなぁと思いました。


タクシー代は友達と割り勘だったので、事前に話し合っておくべきでした。


時間はちょうどお昼でした。



私たちはタクシーの運転手さんがおすすめしてくれた蕎麦屋さんで、割子そばを食べました。


重箱みたいな容器にちょっとずつ蕎麦やいろんな具が入ってて、一杯ぶんの蕎麦でいろんな楽しみ方ができるんですよね。


おいしい&楽しかったです。


蕎麦を食べ終わると、「このあとどうしようか」という話になりました。


実は私たち、出雲大社に行くことと、行き帰りの飛行機と、泊まる宿以外なんにも考えていなかったのです(笑)



私はもともと、計画するのが得意な人にくっついて行動するタイプなんですけど、友達も旅行に関してはわりとそうらしく…


ていうか、私たちが会う一番の目的って「しゃべること」だと思うんです。

だから一緒にどこに行き、何をして何を食べるとかはいつも二の次っていうか…



で、グダグダになってもあんまり気にしないっていう(笑)


なので、出雲大社に行って稲佐の浜にも行ったら、完全にノープランになってしまいました。


ていうか、私はこの旅で誤算だったことが一つあって、

出雲大社って全国的に有名なところだから、その周辺も京都みたいに栄えてると思ったんです。


交通のアクセスも良いんだろうと思ってたし、表参道も、もっと長くてお店がもっといっぱいあると思ってました。


ただ、この日は定休日のお店が多かったわけだし、近くにある美術館だか博物館も休館日だったので、そういうとこに行ければまた違ったかもしれないです。


ちなみに、翌日は私が午前中の飛行機で帰ることにしていたため、空港に少しでもアクセスが良いホテルに泊まることにしていました。


なので、「とりあえず電車で出雲市駅に行くか」となりました。



旅の途中でふと気づいたこと


私たちは一畑電車に乗って、出雲市駅に向かいました。


その車内で、中国語っぽい言葉を話している人たちを見かけました。


そのとき気づいたのですが、そういえば昨日出雲空港に着いてからここまで、外国人を見かけてないかも…?と。


観光客自体が少なかったとはいえ、電車で見かけたこの方々以外、ほぼ日本人しかいなかったと思うのです。


ちなみに私は同じ友達と、少し前に京都にも旅行に行きました。

その時は外国人がいっぱいいて、どこの国に来たかわからないような感じだったので、出雲で外国人をほとんど見かけなかったことにびっくりしました。



ちなみに電車に乗っていると、変わった駅名を見つけました。


武志です


「武志(たけし)」っていう、人みたいな名前の駅で、「次は武志、武志です」ってアナウンスが流れて、友達と「自己紹介してるみたい!!(笑)」って大笑いしました。


私たちは小中学校が一緒で、大人になってそれぞれ価値観が変わった部分はありますが、会った時の笑いのツボとかは中学時代のままです(笑)


ていうかこの駅名、地元の人は何とも思わないと思うんですけどね。勝手に盛り上がってすみません(汗)


出雲市駅に着いてからはおみやげを見て、あとなぜか駅に電子ピアノが置いてあったので弾いてみましたが、駅の入り口のドアとかが開けっぱなしなので、音量MAXにしてもあんまり響きませんでした。

ストリートピアノの一種だったと思うのですが、今もあるのかな。



出雲市駅の周辺はそんなにお店があるわけではなかったので、私たちはさっさとホテルにチェックインしてのんびりしました。



この時、電車で松江まで行くことも考えたのですが、疲れたし話も全然尽きないし、まぁいいやと思いました。


でも、レンタカーを借りるべきだったなぁということは後悔しました。


大誤算〜〜〜〜(ゴチ風に)



出雲大社のご利益はあったのか?


ところで、出雲大社に行ってご利益はあったのかということですが、


もうここまでで、文字数が4,000を超えてます(汗)



私はいいけど、読む側は大変!!!


ということで、明日の記事に書きます。


明日は最終日。


私が乗れる飛行機は午前の便しかなかったので、おみやげの購入と移動のみで終わってしまいます。


しかし、買ってよかったおみやげのこと、そして出雲大社のご利益と思われることなど色々書きたいことが残っているので、明日の記事も読んでいただけるとうれしいです(^^)v


続く!

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