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歯列矯正は「知らなかった」が多すぎる⑨矯正歯科の悪口が再び!

↑の続きです。

一般歯科で矯正歯科のずさんな対応をボロクソに言われたものの、治療を進めてもらううちにその歯科の良いところに気づき、私はこの一般歯科を今後ずっとかかりつけにしてもいいかな?とまで思い始めていました。


なんだか少女漫画によくある「第一印象が最悪だったアイツを好きになる」という展開みたいですが、まぁいいやと思っていました。



しかしある日、問題が起こりました。



一般歯科で最初に治療をしてもらった歯が、激しく痛み出したのです。

実は、治療が終わった直後から熱いものや冷たいものがしみる、痛くてものが噛めない、といった症状があったのですが、治療の影響だからそのうち落ち着くだろうと思っていました。


それなのに、2ヶ月くらいたってからこんなに激痛が起こるとは。



しかも、痛い痛いと思っていたら、歯みがきをしている最中に詰め物が取れてしまいました。


歯にこんなトラブルが起きた経験のない私は、これは何かおかしいのではないか?と、一気に怖くなりました。




幸い、詰め物が取れたのは一般歯科の予約日の直前だったため、わりとすぐに診てもらうことができました。



先生は、痛みを感じた歯は虫歯がかなり深く、神経ぎりぎりのところまで削っているので痛みが出やすいことを説明してくれました。

(ちなみにこの歯が矯正歯科で虫歯だと指摘された歯で、一番虫歯が進行していました)


そして虫歯で削ったあとの形状からして、詰め物が取れやすい、ということも。


要約すると、


この歯の神経を取ってしまえば痛みはなくなるけど、神経がないと虫歯などの異常に気づけなくなり、将来抜くことになる可能性が高くなってしまうので、残す方法を取った。

痛みが続くようならやはり神経を抜くしかないけど、今は詰め物を直してもう少し様子を見るべき。


というのが先生の見解でした。



なるほど…と納得していると、先生が突然

「このワイヤーは取る予定あるの?いつ取るって言われた?」

と、下の前歯の裏に貼ってあるワイヤーのことを言いだしました。


問いつめるような言い方
だったので、私は萎縮してしまいました。


言葉に詰まりながら「最低2年の予定だから、あと1年です」と答えると、


このワイヤーは「ずっと付けてても問題ないですから〜」つって一生そのままにする矯正歯科もあるけど、それは歯に良くないから避けたほうがいい。

なんならもう取ってもいいんだけど…まぁもちろん取るのは矯正歯科であって、うちじゃないけど。




と言うのです。


初診のときに言われたことと、すっかり同じでした。



唐突にその話が出てきて何だろうと思いましたが、そのワイヤーで下の歯並びを固定していることも、今回の痛みにつながった可能性もあると言いたいのかな…と私は解釈しました。


そして詰め物をしてもらい、無事に帰宅したのですが…




少し時間がたつと、再び激痛が起こりました。



私は痛みで気が滅入ると同時に、今日の診察で再び矯正歯科に対して否定的なことを言われた怒りも沸いていました。


正直言うと、今日の先生は最初から少しイライラしているような雰囲気を感じていたのです。


取ってつけたようにワイヤーの話をし出したのも今思えば不自然だったし、まさか私はストレスの捌け口にされたのだろうか…



そう思うと、モヤモヤした気持ちが止まらなくなりました。


私は昔から、他人の言動がおかしいことにその場で気づくのが苦手です。

なのでもちろん、言い返すこともほとんどできた試しがありません。


いつも何の疑問もなく他人の発言を受け取ってしまい、あとになってから「あんなことを言われる筋合いはなかった」とか「言い返せばよかった」と後悔するのです。


そしておそらく先生も、私が言い返せないタイプの人間だと見抜いているはずです。

私は昔から、先生のようなタイプの人にターゲットにされて悩むことが多いので、たぶん今回も同じパターンになってしまっていたのだと思います。


私は怒りと歯の痛みで、何もしたくなくなってしまいました。



しかし、このとき起きていたトラブルは、何とこれだけではなかったのです。



実はこの日、取れた詰め物を再び詰めてもらった以外に銀歯をつけてもらったのですが、


なんと、銀歯が大きすぎてリテーナーが合わなくなってしまったのです。


続きます↓


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