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歯列矯正は「知らなかった」が多すぎる⑩リテーナーが入らない!

↑の続きです。

銀歯をつけたことによってリテーナーが入らない…

それは私にとって、大事件でした。


入らないからといってリテーナーをつけずにいると、歯はどんどん動いて元に戻ろうとしてしまいます。


つまり、このままでは矯正のためにかけてきた時間とお金が本当に無駄になってしまうのです。


それだけは何としても避けたい。


しかしこの日は矯正歯科が休診日、一般歯科も診療時間が短縮になっており、明日にならないと何もできませんでした。



リテーナーは入らないし、治療済みの歯は激痛。


ダブルの不安で、この日の夜はなかなか眠れませんでした。



翌朝、念のためリテーナーをつけてみましたが、やはり銀歯のところは入らず、無理に入れようとすると前歯などが痛くなって数分もつけていられませんでした。


でも、銀歯の箇所さえ何とかなれば問題なく入りそうだったので、少し安心しました。



そして激痛だった歯は、痛み止めが効いたのか痛くなくなっていました。

しかし今度は歯茎が腫れていて、これはこれで何が起こっているのかと、また不安になりました。



私は歯茎の腫れが気になるのと、銀歯を削ってもらいたいと思い、一般歯科に電話をしました。


昨日付けられた銀歯は、リテーナーの問題抜きで考えても大きすぎる感じがし、素人判断ですが削る余地があるのではないかと考えたのです。


もしダメだったら矯正歯科をあたるつもりだったのですが、一般歯科の答えは「リテーナーを持って来院してください」でした。



その日は午後にしか予約が取れなかったので、午前中は悶々としながら何とか過ごしました。


そして昼食はさまざまな不安から食べることができないまま、一般歯科に行きました。



「歯医者としてはなるべく銀歯は削りたくないんだよねぇ〜。」



これが先生の第一声でした。


だったら断ればいいのに…と思っていると、


「まぁ少し削ってみましょう。だってリテーナーは付けたいんだもんね〜?」と意地悪そうに言われました。


そして私のリテーナーを見ると、

「ふーん、これが矯正歯科のリテーナーねぇ〜。矯正歯科でこれ…うーん…」


とブツブツ言い、銀歯を削る処置に取りかかりました。




銀歯を削ってもらうと、まだ少しきついものの、何とかリテーナーが入るようになりました。


「一応入るからいいよね?まぁまた、要望があれば対応するから。」



と、半ば無理矢理納得させられる形で銀歯の調整は終わりました。



そして昨日詰め物をし直した歯の周辺の歯茎が腫れていることに関しては


「詰め物をしてまた痛んだり腫れたりとなると、治療以外の問題が絡んでいるかもしれない。

神経を抜けば済む問題ではないかもしれないし、親知らずの影響かもしれないし…わかんなぁい。

もし明日もひどいようだったら、抗生剤を投与するからまた来て」


とのことでした。



治療済みの歯の不安は解消されませんでしたが、リテーナーが入るようになったからいいや…と、私は一般歯科を後にしました。


しかし、1時間もしないうちに再びリテーナーがきつく感じ、付けていられないほどになってしまったのです。


やはり「何とか入る」レベルではダメでした。


こうなったら、矯正歯科を頼るしかない。


私は困り果てて、矯正歯科に電話をしました。


すると、定期検診も兼ねて次の日の朝一番に予約を取ってもらえたのです。



すでに私は疲れ果ててぐったりしていましたが、とにかくリテーナーを何とかしなければという思いだけで翌朝起き、矯正歯科に向かいました。


続きは↓


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