ラジオ深夜便に寝かしつけられる日々②
前回に引き続き、NHKの「ラジオ深夜便」について自分の思いを書きたいと思います。
今回は、かなり個人的な意見です。
私が一番好きなコーナー「ぼやき川柳」
まずは、私がラジオ深夜便の中で一番好きなコーナーを発表します。
月に2回くらい、金曜の「関西発ラジオ深夜便」で23時台に放送される「ぼやき川柳」です。
(昨夜もやってましたね!)
毎回、リスナーからテーマに沿った川柳を募集し、アンカーと選者の先生が発表しながらあーだこーだと解説していくものです。
このコーナーのすごいところは、採用される句のレベルが普通に高いことです。
まさに"ぼやき"なものは笑えるように仕上がっていたり、「あ〜そうだよね〜」と思うような、細かい''あるある"の情景が見事に表現されていたりします。
また、季節の醍醐味をきれいに表したようなものも多く、「この文字数でこんなに美しく表現できるなんて!!」と思わされることがよくあります。
投句しているのは、だいたいが素人というかプロではない人だと思うのですが、こんなにレベルの高い句って詠めるものなのでしょうか?
それか、私の想像をはるかに超える数の投句があり、自然とレベルの高い句が集まるようになっているのか…
あとこのコーナー、個人的にアンカーと選者の先生の掛け合いも好きです。
2時間くらいやっててほしい(笑)
私が聴かないラジオ深夜便①
続いて、私があまり聴かないコーナーなどについても述べておきたいと思います。
まずは、テーマとかコーナーは関係なく、午前4時台の放送です。
雰囲気がもう"朝"なんですよ。
オープニングの音楽も光を感じさせるような明るいものだし、ちょっと聴いただけで自動的に「朝」って思い込んじゃうから、なんかダメです。
ていうか、4時台のタイトルは多くが「明日へのことば」ってなってるから、制作側も狙ってますよね???
(※私のニーズに合わないだけで、別に悪くはない)
いいですか、睡眠に不安を抱える人が一番恐れるのは、朝の訪れを感じ取ってしまうことです。
明け方に外から新聞屋さんのバイクの音とか、カラスの鳴き声とかが聴こえてきて絶望したことのある人はわかってくれると思います。
ちょっとでも朝の気配がしたら、もうダメなんですよ。
だから4時台のものは、どんなに興味深いテーマであっても、寝るのを100%諦めている時しか聴けません。
私が聴かないラジオ深夜便②
私は月に一度、どうしてもラジオ深夜便を聴けない日があります。
それは「みんなの子育て深夜便」が放送される日です。
この日の深夜便は、23時台から翌5時までずっと子育てに関する内容になります。
現在3歳の子を育てている私にまさにピッタリなはずなのに、なぜ聴かないのかというと、ラジオを聴くのが自分だけの特別な時間と思っているからです。
私は息子が眠り、その日の子育てから解放されたあとに、どうしてまた子育てのことを考えなければならないのか?と思ってしまう人間です。
誰かと"子育てあるある"や愚痴を共有したいとは思わないのです。
子育てと全く違う世界に浸る方が、私にはストレス解消になります。
子育て深夜便の内容は、決して悪くないはずです。
これに関してもまた、ネットニュースで心の支えにして聴いている人たちがいるというのを見ました。
だから、私も聴いたらハマるかもしれない。
でも聴けないです…。
だから、そういう時は聴き逃しサービスから違う日の放送を選びます。
私が思う、ラジオ深夜便の良いところ
それにしても、ラジオ深夜便はどうしてこんなに私を惹きつけるのでしょうか。
この記事を書くために考えてみると、単に毎日深夜に放送してくれるとか、静かなトーンだからというだけではないと思い始めました。
そして、ラジオ深夜便はいろんなことをちょっとずつ知れるんだなぁということに気づきました。
毎日、1時間ごとにテーマを変えて、インタビューやら音楽やらいろんな情報を流してくれるので、聴いてると広く浅く知識が増えていきます。
前回の記事で触れた落語のように、「ラジオ深夜便でやってるから聴いてみようかな」となるものも多いわけです。
しかも、一つのテーマにつき一時間程度というのがまたいいですよね。
短すぎず長すぎず、気軽に聴ける絶妙な時間だと思います。
(※深夜便では、ゲストを招いてのトークは枠を2時間使うことが多く、また1時間の中で2つのコーナーを放送することもあるので、全部が全部1時間やってるわけではありません)
ラジオ深夜便はHSPやIF NJの人におすすめなのか?
ラジオ深夜便は私にとって、静かなテンションをキープしながら知的好奇心を満たしてくれるという、最高のコンテンツです。
そんな私はHSPで、MBTI診断ではINFJでした。
(これらがどういうカテゴリなのかは、noteでたくさんの方々が記事を書いているのでそちらをご覧ください)
ということは、同じようにHSPでINFJの人たちはラジオ深夜便にハマれるのでしょうか?
…って思ったんですけど、ラジオ深夜便は全体的に年配の人向けっていう感じの雰囲気なんですよね。
いくらHSPでINFJで好奇心旺盛でも、皆が皆「ぼやき川柳」を好んで聴くとは思えないし、胸を躍らせながら昭和歌謡を聴くとも思えません。
一方、後期高齢者の知り合いにはHSPとかIN(以下略)とか関係なく、ラジオ深夜便を好んで聴いている人がたくさんいます。
だから結局のところ、ハマるかどうかはその人次第としか…
…………
オチが微妙になってしまいましたが、私がラジオ深夜便について語りたいことは以上です。
今夜も布団の中で、眠くなるまでラジオ深夜便を聴くのが楽しみです。
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