見出し画像

大学付属中学受験を研究。

今週は「二月の勝者」と一緒に仕入れた野田英夫氏の「大学付属校合格バイブル」(ダイヤモンド社)を読了。

元々、長女(高校受験)と長男(中学受験)のいずれについても、いわゆる「進学校」というよりは我が母校に連なる「早大附属」に進んでほしい!という思いが出発点だっただけに、真剣に読みました。

読了してわかったこと。

1.付属校は基本問題の出題で、易しめ(但し、進学校と比較しての話)。進学校は応用問題の出題で、問題は難しめ。
2.上記より、特に御三家を中心とする難関進学校は、早熟な子でないと合格するのは困難。論理的にものごとを考えることができ、初見の問題にもこれまでに習った知識を複合的に使って解答できず、そんな力が求められている。

これを著者が主催する塾(元々、「早慶維新塾」という名称だったのが、2023年1月より「Nexia」に変わってました)のサイトで得た情報で具体的に表現するとこんな感じ。

<問題難易度>
御三家などの難関進学校 ★★★★★
早慶附属 ★★★~★★★★
GMARCH ★★★
その他付属校 ★★~★★★

あと、いろんな塾の模試の性質がわかったのも収穫。私自身の受験生時代を振り返ってみても、模試の効果的活用は非常に重要だと思っているものでして。

<主な模試(首都圏)>
1.首都圏模試センター
合判模試
2.日能研
全国公開模試
3.四谷大塚
合不合判定テスト
4.SAPIX
合格力判定サピックスオープン

あと、本書のいいところは巻末の「大学付属校完璧ファイル」ですね。ここに主要付属校別のページがあって便利です。偏差値や試験日等のほか、推薦もったまま他大学の受験可能か否か等の情報も入ってますし。

本書は巻末の学校別ファイルが有益なので、読み終わりましたがずっと残しておこうと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?