長女と長男の早大附属受験戦記。

2000年法学部卒の会社員。 ある日突然、中1長女と小3長男の早大附属受験を決意。早大…

長女と長男の早大附属受験戦記。

2000年法学部卒の会社員。 ある日突然、中1長女と小3長男の早大附属受験を決意。早大附属高校・中学受験に向けた受験戦記。

最近の記事

早稲田本庄の過去問3年分を、中2女子の父親が解いてみた話。

久々の投稿です。 早稲田を目指す、我が中2長女は転校後の状況も順調。さっそく入部したソフトテニス部の試合なんかに早速出たりしつつ、勉強も頑張ってます。 早稲アカでの初テストとなる24年4月の必修テスト(ハイレベルテスト)の結果は英語以外はいい感じ。 英語がテコ入れ必要です。学校の定期テストは100点近くとれるものの、全然レベルが違うみたいです。 そんなこともあり、「それじゃ、早慶付属の英語のレベルってどんなもんなんだろ?」と思い、このゴールデンウィーク中にブックオフで

    • 中2長女が早稲田アカデミー特訓コースに滑り込み成功!

      前回投稿からかなり時間が経過しました。只今、2024年4月。 3月末に家族を引き纏め、引っ越しで家の中がぐじゃぐじゃの中、最寄りの早稲田アカデミーに長女と向かい、入塾テストを受験。 結果は3科偏差値65.6とまあまぁ。 中1コースからの生徒や、1月の特訓選抜を受けた生徒は特訓コースで新中2コースをスタートできるが、まずはレギュラーコースからと最初は説明を受けていました。 ただ、以前の塾で駿台学力テストを受験しており、直近(24/1)の結果は3科偏差値59くらいと伝えた

      • 早稲田アカデミー中2・特訓コース。ざっくりの概算結果。

        今年も2月となりました。3度目の単身赴任も5か月目に突入中ですが、来月には家族を引き纏める予定。 で、長女は新中2生として新たに早稲田アカデミーに通わせる予定ですが、まだ入塾テストも受けていないのに、特訓コース(5科目)でざっくり費用を試算してみました。 夏期・冬季講習は昨年度の情報ですし、模試や教材関連費用は不明のため「こんなもんかな?」という見込みを入れた個人的試算値となりますが、けっこうしますね。 少しネットで調べてみましたが、中3でフルコースでいくと当然(?)な

        • 転勤で東京に。親子のワセダ挑戦の時が来た。

          久々の投稿です。 昨年10月に東京本社に転勤となり、ひとまず私一人が尖兵として(?)単身赴任して現在に至ります。 もちろん、家族は引きまとめる予定で、長女・長男の3学期修了を待って札幌から晴れて家族皆で引っ越す予定となります。 この間、「この機を逃したら、今後はチャンスがないだろう」と思い切って持ち家(マンション)の購入を決めるなど、慌ただしい生活でしたが、引っ越し先も決まり、3月以降の体制整備を進めております。 4月から長女は新・中2生、長男は新・小4生。長男の受験体

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          「秘伝 中学入試国語読解法」で、中学入試を体感。

          久々の投稿となります。 とはいえ、この間、何もやっていなかったわけではなく。中1の長女ははじめての定期テストを終え、地元塾の熱血指導の効果もあり学年上位5%以内と上々の滑り出し。小3長男も、四谷大塚の「はなまるリトル」シリーズを復習がてら、小2用にここ1か月でトライしており、もうすぐ終わりそうです。 今月、日能研の全国小学生テストに息子と行ってきて中学受験塾の雰囲気を何となく体感してきましたが、まぁ、小4からのスタートとし、それまでは自分の見れる範囲で勉強させようかなぁ、と

          「秘伝 中学入試国語読解法」で、中学入試を体感。

          佐藤優氏の「先生と私」は、極上の高校受験戦記であり、それを見守る両親論。

          2023年の5月も半ばを過ぎました。今日は土曜日の20時前ですが、長女は塾に行ってます。週2回の授業に週末もなんだかんだで月2~3回はテスト対策が入ってくるため、不在がちです。これに部活だからホント、今どきの中学校1年生は大変です。 それを親としては見守るしかないわけですが、小3の下の子の勉強を見つつ(四谷大塚のはなまるリトルシリーズを買ってきて、最近やらせ始めました。これについては後日レポートします。)、子を見守る親ということから、昔読んで今も折に触れて手に取る一冊である

          佐藤優氏の「先生と私」は、極上の高校受験戦記であり、それを見守る両親論。

          札幌市内の進学塾・新中1クラスで長女の高校受験スタート!

          23年もはやゴールデンウィークが終わり、本格的に新学期が進んでいくこととなりました。 そんな中、うちの1番バッターである新中1生の長女は公立中学校に進学したわけですが(つい最近まで、中学受験なんて考えたこともなし)、中学校進学と同時に進学塾に通い始めました。 転勤で札幌に来て三年目ですが、やはり地方は公立志向が強そうですね。長女、長男の小学校は転勤族&地元富裕層御用達の円山小学校だったため、私立中学校進学組がクラスの3割くらいいたイメージでしたが、高校受験については総じて

          札幌市内の進学塾・新中1クラスで長女の高校受験スタート!

          「二月の勝者」17冊一気読みを経て到達した地点。

          久しぶりの投稿です。新年度に入ってから仕事が忙しく、ゴールデンウィーク後半に至ってようやく自宅でPCに向き合う時間がつくれました。 この間、長女と長男の受験に対してはちょこちょこと向き合ってきたつもりです。 長女に対しては新中1生としての進学塾入塾があり、長男に対しては新小3生とまだ受験には早いので向き合い方に悩みつつも、ひとまず6月にある日能研全国テストに申し込んだり、早稲田アカデミーの早実クラスの資料請求をしたりなど。(それぞれ、いずれ記事にしてみたいと思います。)

          「二月の勝者」17冊一気読みを経て到達した地点。

          大学付属中学受験を研究。

          今週は「二月の勝者」と一緒に仕入れた野田英夫氏の「大学付属校合格バイブル」(ダイヤモンド社)を読了。 元々、長女(高校受験)と長男(中学受験)のいずれについても、いわゆる「進学校」というよりは我が母校に連なる「早大附属」に進んでほしい!という思いが出発点だっただけに、真剣に読みました。 読了してわかったこと。 これを著者が主催する塾(元々、「早慶維新塾」という名称だったのが、2023年1月より「Nexia」に変わってました)のサイトで得た情報で具体的に表現するとこんな感

          大学付属中学受験を研究。

          高瀬志帆さん「二月の勝者」を読んだ!

          新年度で何かと落ち着かないのですが、そんな中、中学受験のリサーチのため高瀬志帆さんのマンガ「二月の勝者 絶対合格の教室」(小学館)をまずは3冊購入して読んでみました。(一緒に勝った「大学付属校合格バイブル」の感想については、また追って。) 元々、「トッド人類史入門」を読む中で、佐藤優氏が本書について言及していたのがキッカケでした。(関連エントリはこちら) 感想ですが、本書は大変勉強になりますね。作品としてもぐいぐい引き込まれる自分がいましたし、中学受験業界の知識も自然と入

          高瀬志帆さん「二月の勝者」を読んだ!

          日本のエリート原体験の変質、という議論。

          先日、趣味の読書の一環で文春新書「トッド人類史入門 西洋の没落」を読んでみました。著者はエマニュエル・トッド、片山杜秀、佐藤優の三氏。 本書はトッド氏の「我々はどこから来て、今どこにいるのか?」(文藝春秋)の副読本みたいな位置付けの一冊。 本サイトのテーマである「中学・高校受験」とは全く異なる文脈で読んだ本なわけですが、その中で受験にかかわる面白いくだりを発見しましたので、 シェアします。 文脈としては、「不平等をつくりだすメリトクラシー(能力主義)」に関する片山氏と佐

          日本のエリート原体験の変質、という議論。

          「下剋上受験」に親心をやられた。

          今回も中学受験の研究を継続。ということで、有名な桜井信一氏の「下刻上受験」を読んでみました。 これが物語として素晴らしく、あっという間に読了。楽しく、また、「自身の子どもの教育への向き合い方」を考えさせられた一冊でした。 中でも全てを投げうって「親塾」という形で塾の力を借りずに、女子最難関の「桜蔭中」を目指し、父親自身も全く同じ内容を学び、教えながらの二人三脚(&限られた範囲ながら知人等をフルに巻き込んでの我流)をやり通した著者のパワーに脱帽。 「俺もここまでやらねば」

          「下剋上受験」に親心をやられた。

          「ルポ 塾歴社会」で受験業界を学ぶ。

          前回エントリー「「なぜ中学受験するのか?」を読んだ」で中学受験の基礎中の基礎を学んだので、続けて同じおおたとしまさ氏の「ルポ塾歴社会 日本のエリート教育を牛耳る「鉄緑会」と「サピックス」の正体」(幻冬舎新書)を読みました。 ちょっと古い本なのでしょうが(2016年刊行)、中学受験と高校受験の最高峰の世界感を感じることができました。感想は「すごいね、この世界」という感じ。 以下、私が学んだこと。 小学校を卒業したばかりの12才が、有名中学合格直後に6年後の東大受験を目指し

          「ルポ 塾歴社会」で受験業界を学ぶ。

          「なぜ中学受験するのか?」を読んだ。

          父親として、長女の高校受験と長男の中学受験の両方を見る必要があるわけですが、まずは中学受験からリサーチ開始。 どうやら、中学受験業界では「おおたとしまさ」氏がオピニオンリーダーらしく、著作多数。そのうち、エントリー用として良さそうな新書「なぜ中学受験するのか?」(光文社新書)を購入し、即読了。 結論としては、読んで良かった一冊です。勉強になったほか、オピニオンリーダーだけにバランスのとれた偏りのない見解とともに、中学受験の基礎知識みたいなものも得ることができたと思います。

          「なぜ中学受験するのか?」を読んだ。

          早大附属高校/中学受験を決意。

          初投稿となる今日は自己紹介から。 自身は中学受験経験なく、公立中学から私立高校(1990年初頭で偏差値65弱くらい)を経て、現役で早大法学部へ(第一志望は政経学部でしたが)。 その後は色々ありましたが、現在は全国区の会社の転勤族としてサラリーマン生活を送っています。 2023年度時点で札幌在住ですが、長女が公立中学校1年生、長男が公立小学校3年生。これまで中学受験なんて全く意識したことがありませんでした。 しかしながら、長女の中学校進学を機に今後の自身の転勤と3年後の

          早大附属高校/中学受験を決意。