体力について考えた

体力が落ちて来ている。

正確に言うと、例えばライブのような瞬間的で限定的な体力はまだまだイケる(と思っている)のだが、一日を通して過ごすような体力が下降線なのだ。
例えて言うならば「ちょっと休憩」と横になったならば、そこからもう戻れずに夢の中、というパターンが徐々に増えて来た感がある。
「じゃあ休憩しなければいいじゃないか」という考えもあるが、休憩をしないと身体がだるくて次のアクションに移るのが億劫なのだ。
そうして無為な時間をダラダラと過ごすならばいっそ寝てしまった方が良いとも言える。
しかし寝てしまったらやりたかった事に手がつかないままなので、どうにか起きていたい。
これは困った。

「疲れて休憩したい」と感じるということは心身ともに疲弊している、という事になるので一旦体力の限界、という事になる。
なので体力を補充しなければならない。
そして体力を補充→使い切る→補充→使い切る→補充と繰り返して人は生きている。
もしも俺がリチウムバッテリーだったならば、日々これを繰り返す事によって消耗して、やがて寿命となるのだろう。
ということは、それぞれの人によってバッテリーの容量の仕様が違って、且つ充電のタイミングを適切にしなければバッテリーの寿命を縮める事になるだろう。
初期不良のものもあれば外的要因で故障する事もあるし、使いすぎると暴走をしたりもする。
そう考えたら、リチウムバッテリーもまた人間なのかも知れないと思えて愛おしく感じて来る。
リチウムバッテリーも恋をしたりするのだろうか。

いずれにせよ、この世に発生したからにはなるべく天寿をまっとう出来るべく日々を効率的にバッテリー消耗していきたい。
俺もリサイクルきけばいいんだけどなぁ。
あ、それって臓器移植だったりするのかな。

本日これにて終了。

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