楽しみにしていたものがなくなったり、大切な人を守るためにこれまでの何倍も気を遣ったり、生活リズムが急に変わってしまったり、会えていた人に会えなくなったり、行きたい場所に行けなくなったり、何が何だかわからないまま終わった一年だった。

一年を振り返ることも後回しにして、年が明けた実感もあまりわかないままおせちを完食した元旦の今日。

自分ごとの総括とは別に、おたくごとはやっぱりこの気持ちを覚えているうちに書きとめておきたくてペンを取っている。

はじめてのCDを一枚一枚大切に梱包して届けてくれたこと、本格始動したYouTube、おうち時間で届けてくれたたくさんの配信、GIRLのCDに込められたメッセージ、はじめてのデジタルショー、企業とのタイアップ、夢に見てた写真集発売や武道館公演決定、思わぬタイミングで決まった（という）メジャーデビューとそれに伴うたくさんの告知、雑誌の表紙、ここに書ききれないひとつひとつのお仕事はもちろん、その仕事ひとつひとつの中に、みんなが刻々と変わる状況の中でどんな気持ちでいるのか、それを言葉にして届けてくれる機会があったことに本当に心にエネルギーを注いでもらっていた気がする。

わたしも自身も働き方に変化があって、やろうとしていた仕事を延期せざるを得なくなったり、思っていたかたちで進められなくなったり、先が見えない閉塞感の中で、今できることを見つけて届けようとする7ORDERの姿にたくさんたくさん踏ん張る希望をもらった。

今やれること、先延ばしにすればやれること、いつかやりたいこと。まだなにもできなくなったわけじゃないと思えた。

こうなったからこそ出会えた人がいて、こうなったからこそやろうと思った企画があって、こうなったからこそ届けようと思った言葉がある。
いろんなところにいろんな状況のいろんな想いをしているファンがいる。

そういうことに想いを遣ることができるみんな。

もちろんステージに立ってパフォーマンスしているみんなもだいすきだけど、それがなくなってもその根幹にある自分たちの「届ける意味」みたいなものは消えないんだと思わされた一年でした。

「すべてのファンのために、僕たちが今できることを。」

本当にこの一年自分がみんなに感じていたこととぴったりな言葉だと思う。

いつもわたしがわたしの毎日も大切にしたいと思わせてくれる言葉をくれてありがとう。
7人を応援できる今に感謝しています。

2021.1.1
メジャーデビューまであと12日。

#LIFEfor7ORDER Teaser
https://youtu.be/AgXtK74z-AQ