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ネイティブのような英語への近道

みなさんこんにちは。ななこです。

今日は「ネイティブっぽく上達できる英語学習方法」についてお話ししていきたいと思います。


それでは突然ですが、まずはみなさんにクイズです。


あなたはラーメン屋さんに入店しました。
そして店員さんはこう言います。
店員1「エイッ、ッシャイアッセェ〜!」
その他店員「「ッシャイアッセェ〜!」」

さて店員さんたちはあなたに対してなんと言ったでしょう?


おそらくラーメン屋さんを利用する日本人であればほとんどの人が正解すると思います。

はい、そうです。正解は「いらっしゃませ。」です。

ですがこの質問をこれまでテキストブックや学校で日本語を勉強してきた外国人に質問して何%が正解できるでしょうか?

シャイアッセ?とは一体なんなんだ!?カタカナだから外来語か!?となるかもしれません。

私たちはカジュアルなお店に入店した際には、あの聞き馴染みのある元気な感じで「シャイアッセェ〜!」が飛んでくることを知っているので、耳が聞き取る準備をしているのです。

例えばハイブランドのスーツを着たフロントマンが入店時に落ち着いた低い声で「シャイアッセ。」と言ってきても、想定外のことなので同じ「いらっしゃませ。」なのに「え?なに?今の?フランス語?」とうまく聞き取れないかも知れません。ちゃんとシチュエーションと音を守らないと、ネイティブの日本人でもシャイアッセが聞き取れなくなってしまいます。


このことからシチュエーションというのは非常に言語に関係していることがわかりますね。
またこの感覚を意識して学習をすると確実にネイティブに近い形で英語が習得できます。


と言うことで本日するお話は、

このシチュエーションではみんなこれ言うよね。

を優先的に覚えちゃおう。


です!


ではまず理解を深めるために、日本語で考えていきましょう。

例えば病院で患者さんを診察室に案内する際、
「田中さーん、田中さーん。5番診察室にお入りくださーい。」
このパターンが定番ですよね。

ですがこの定番を知らないと
「田中さん。どうぞ診察室5番へご入室ください。」
こんな感じでしょうか。間違ってはいないのですがなんだか怖いですね。


実は教科書で勉強していると、このような意味は伝わるけどネイティブからするとなんだか心地悪い。と言う現象が起きやすくなります。

シチュエーション以外にも、この分野ではこの単語がよく使われるというものも多いので実際に使われている表現やフレーズを優先的に学習することは非常にお勧めです!


では次に英語学習への取り入れ方をご紹介します。

おすすめのやり方は英語表現をシチュエーションやトピックに区切って、どんな言葉や表現、フレーズが使われる傾向があるのかにまずは興味を持つということです。

例えは自己紹介の時にこのフレーズはほんとよく聞くよね〜。というフレーズを先に収集してから自分の自己紹介文を書いてみたり、

例をあげると
I was born and raised in~
I currently live in~
I'm based in~
In my free time,
などがありますね。

お決まりのパターンを知っているだけで一気にネイティブにとって心地の良い、聞き馴染みの良い言葉遣いになるのです。

ネイティブにとって聞き馴染みが良いということは、
圧倒的に伝わりやすい。ということなので是非、まずはその界隈で使われているパターンを調べるという方法を試してみてください♪
またネイティブがこれらの言葉を言うときにどのようなアクセントや雰囲気で言っているのかを取り入れるとさらに効果的です。
せっかく完璧なフレーズを言っていてもアクセントが自己流でめちゃくちゃだと伝わらない可能性が非常に高いからです。せっかくの学習の成果がもったいないですよね!


また、よく外国の方が英語のお決まりのフレーズを直訳して日本人に使ってしまって、日本人が「???」になっているところをよく見ます。

 
ジョン「あなたはアメリカになにをもってきている?」
たかし「えっ?持ち物ですか?えっ?リュックの中身ってことですか?」

この会話はジョンがアメリカでは定型文の「What brought you to America? / どうしてアメリカに来ようと思ったんですか?」を直訳してしまったことが原因となっています。たかしさんも英語の定型文を知らなかったので不毛な会話になってしまっていますね。


ムキムキで強面のボブ「今日は赤ちゃんのように眠りました。」
ともこ「えっ、、、。それはよかったね。笑」

この会話もボブは英語のイディオムsleep like a babyを使って
爆睡した。と言うことを言っているわけですが、日本にはそのようなイディオムはないのでともこさんは意味はわかるけど複雑な気持ちになっているという状況ですね。

ふざけているようですが、実はこの二つは私が実際に言われたことのある実体験です。
母国語を直訳してしまう気持ちは痛いほどわかります。ですが学んでいる言語で同じ表現がないパターンはすごく多いので、英語学習近道したい派の方はご注意ください。
ですが間違いがきっかけで大笑いして仲良くなる、そんな回り道も私は結構好きです♪

というわけで今日はシチュエーションでの定番表現を意識する重要性についてお話しさせていただきました。



英語学習には気づいていると得をすることがたくさんあるように思います。
私が気づいたことがみなさんのお役に立てると幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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