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土曜雑感 vol.98~本日のテーマは「ワールドカップ」です

サッカーのワールドカップ2022カタール大会は、本日1次リーグ全日程が終了し、16強が出そろいました。いよいよ一発勝負の決勝トーナメントに突入し、さらなる真剣勝負が繰り広げられます。

戦前、大苦戦が予想されていた日本は、強豪のドイツ、スペインを破る躍進ぶりで、2大会連続の1次リーグ突破をトップ通過で決めました。連日、マスコミが大きく取り上げています。

試合を見ていませんので、試合展開の論評はしません。むしろ、関心を持っているのは「にわかファン」論争であり、「勝ったらべた褒め、負けたらクソミソ」という世論の方です(苦笑)

SNS上では、ドイツ戦勝利後には絶賛のコメントが出まくっていましたが、コスタリカ戦で敗れた時は戦犯探しや森保監督へのバッシングが吹き荒れました。SNSという性格上、仕方ないことかもしれません。

私が問題視したいのは、テレビ、とくにワイドショーの「はしゃぎ過ぎ」です。ドイツ戦やスペイン戦後の浮世離れしたかのような放送ぶり。にわかファンを煽っているのはテレビだと断言してもいいでしょう。

確かに歴史的勝利かもしれません。ただ、あくまでもスポーツの一つに過ぎませんし、優勝したとか世界一になったとか、というわけでもありません。放送枠を大々的に使って流すべきものなのでしょうか。

ワールドカップに関心の薄いコメンテーターの存在が、ヤフーニュースで話題になりましたが、多くの国民はそのコメンテーターと同じだと思います。「勝ってよかったね」・・・それだけなのです。

決勝トーナメントの組み合わせが決まったら、先走ったメディアは「日本と韓国が勝てば史上初のW杯日韓戦」と書き立て、煽ろうとします。でも、そんなことは両者が勝った時に書けばいいでしょう。

正直言って、日本も韓国も負ける可能性が最も高いわけです。ただし、勝負は何が起こるか分かりません。今から煽るような書き方をせず、冷静に次のクロアチア戦の展望に触れてもらいたいものです。

ワイドショーには、そんなことはムリか・・・(苦笑)

noteでは連載コラム、エッセイをほぼ毎日書いています。フリーランスのライターとして活動中ですが、お仕事が・・・ご支援よろしくお願いいたします!