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土曜雑感 vol.143~本日のテーマは「箱根駅伝予選会」です

新春恒例の箱根駅伝が今回で100回目を迎えます。その記念すべき大会への出場を目指し、関東だけでなく全国の大学が集まって箱根駅伝予選会が開催されました。

(コラム前半は予選会開催前に書いたものです)

今回の予選会は、記念大会ということで例年の10校枠ではなく、13校枠となって、若干ではありますが箱根駅伝への門戸が広がりました。とはいっても、例年同様激戦には違いありません。

専門紙等の予想を読むと、予選会突破が濃厚なチームを10校ほど上げています。しかし、何が起こるか分からないのが予選会ですし、予想もしなかった大学が通過したり、落ちたりもしています。

上位が予想された東海大学がエース石原選手、専修大学が前回日本人トップの木村選手をエントリーできず、苦戦を強いられそうですが、そのほかの大学も全員がベストの状態で臨めるとは限りません。

とくに立教大学は、上野裕一郎前監督の解任という事態に直面し、選手たちの動揺は避けられません。予選会とは関係ないですが、同郷の私から「上野、何やってんだ!」と苦言を呈しておきましょう。

巻き返しを狙っているのが、前回の予選会で落選した神奈川大学、中央学院大学であり、スーパールーキーを擁して久々の箱根を狙う東京農業大学、悲願の初出場を目指す麗澤大学と、目が離せません。

今回は関東以外からも出場を認め、全国の大学が参加します。ただ、先日の出雲駅伝を見ていても、箱根常連組との力の差は歴然としており、13校とはいえ食い込むのは至難の業と言えるでしょう。

ただ今、14日午前8時を過ぎました。間もなく号砲です。どの大学も精いっぱい頑張ってください!

(コラム後半は予選会終了後に書きました)

予選会が終了し、第100回大会に出場する13校が決まりました。突破したのは、大東文化、明治、帝京、日体大、日大、立教、神奈川、国士舘、中央学院、東海、東京農大、駿河台、山梨学院の各大学です。

それにしても、まさにドラマチックな展開でした。前回出場した東京国際大学は、外国人選手の転倒アクシデントも響き、13位の山梨学院とはわずか3秒差で涙を飲みました。

大東文化は2年連続の予選会トップ通過で、明治、帝京は高いレベルでの安定感を見せつけましたし、心配された立教も無事通過。名門の日大が4年ぶり、東京農大は1年生の快走で10年ぶりの出場となりました。

日体大や国士舘は予選会を知り尽くした戦いをし、エースを欠いた東海大も総力戦で勝ち切りました。神奈川、中央学院、駿河台は前回の悔しい思いを晴らして返り咲きました。

これで第100回箱根駅伝の出場校が決まりました。予選会校とシード校の駒澤、中央、青山学院、国学院、順天堂、早稲田、法政、創価、城西、東洋の10校とのし烈な戦いに期待します。


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