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【雑】わたしの本棚と、参考書の思い出ばなし。

3月も下旬というのに、1週間ほど前に水分を多く含んだ重たい雪が20センチほど積もり、しまいかけたダウンコートを着て出社しました。「春、いつ来るの?」と思いきや、コートが要らないほどの暖かい週末。毎年の事ですが、天気に振り回されながら毎日を過ごしています。

と、思っているうちに4月になってしまいました。
私の住む東北地方も徐々に暖かい日が多くなり、桜が開花するまでもう少しのようです。

前回投稿した記事の最後に、次回の記事は「20代と30代。仕事へのモチベーションの変化について。」です。なんて言ったものの、記事まとまらない症候群に陥っておりますので、一旦気分を変えて(?)よし!雑記いってみよーう!となっております。

そうこうしているうちに、「12年間勤めた職場を退職しました!」という記事を先に上げてしまいました。(軸ブレブレ〜)

本日もお付き合いしてくださる皆さま、よろしくお願いいたします。


noteで投稿を始めてから自分の気持ちと向き合う時間が、ぐっと増えました。
私は一旦ノート(紙の)に書きたいことを箇条書きにして、それをもとに記事を書いています。とっても時間は掛かるのですが、(投稿ペース遅い原因それ。)頭の中にあるものを真っ新なノートに無心で思いつくだけ書いていくと、

「あ、私ってこんな事も考えているのか。」
「この時の、この部分が引っかかってるのね。」

みたいな感じで、読み返した時に新たな自分を発見をすることができます。
それって結構、嬉しいことです。

前々から、自分の気持ちをノートに書くことが良いと聞いた事がありましたが、なぜかあまり信用はしていなくて(?)遅ればせながら、実践してその良さに気づけました。このタイミングで気づけてよかった!

それからnoteの検索機能って便利ですよね。読みたい記事が簡単に調べられるから、色々なワードを検索しては夜な夜なnoteの記事を読み漁っています。笑

その中で「#わたしの本棚」というタグに辿り着いて「あ、なんかいいな。」と思ったので早速書いています。そして今まで誰にも話した事のない思い出も付け足してみようと思います。


本を何千円分も買うなんてもったいない。
っていう人がいるけど電話代には平気で1万円以上払っている。
どっちがもったいないか分かっていない。

学生時代にお世話になった先輩の言葉

今となっては「なるほどなぁ。確かにそうだよなぁ。」と思いますが、10代だった私には「???」と、言っている意味が分かるようで分からない言葉でした。
とは言え、30代になった今でも覚えてるって事は、相当インパクトがあった言葉だったんだろうなぁ。

書店で「今月ちょっと本買いすぎかな?」と思うたびに先輩の有難い言葉を思い出して、これは有意義なお金の使い方だと自分を納得させ(?)レジへ向かいます。本を買うことは全く悪いことではないけど、なんか自分を納得させてる。笑

そもそも、夏休みの宿題で「本を○冊読もう」や「読書感想文」が苦手だった私が、本を読むきっかけになった理由は4つ。

【1】どんどん漢字が書けなくなっていったから。
【2】文章力を付けたくなったから。
【3】雑談に強くなりたいと思ったから。
【4】仕事を頑張るためのモチベーションを上げるため。

私が本を読みたくなった理由。

【1】どんどん漢字が書けなくなったから。

漢字は実際に書かないと覚えられないと思っているので、本を読んだからといって劇的に漢字が書けるようにはならないと思います。(当然)
それでも不思議なことに、液晶画面を通して見るのと、本を通して漢字を見るのでは記憶の残り方が違うような気がして。
仕事中はパソコンを使うので、実際に漢字を書くという機会自体少ないですが、いざ書くことを求められたときに冷や汗をかかないためにも、本を読む事は継続したいです。そして意識的に漢字を書く機会も増やしたいです。
きれいな文字で、漢字がサラサラと書ける大人ってシンプルにかっこいい!!


【2】文章力を付けたくなったから。

文章力に関しても検索すれば雛型なんてものは何通りも出てくるので、特別必要なわけではありませんが、大人になって「???」な文章を書かないためにも。
下手ながらも文章を書くことは好きなので、「こういう言い回しがあるのか。」とか、「ここはこういう表現にするのか。」と、教科書のような見方で楽しむ事もあります。引き込まれるような文章を書けるようになりたい!!


【3】雑談に強くなりたいと思ったから。

コロナが流行する数年前、県内の老舗旅館を会場にワイン会が開催されました。
「色々な人に積極的に会った方がいい。」と、仕事の一環で私も参加することになりました。

たくさんのワインが会場に用意され、ゲストはワインを片手に、食事やゲームを楽しみます。私はアルコールが苦手なので、ウーロン茶を片手に参加しました。笑

会場には、様々な職種の方がたくさん参加していて、毎年開催されている会のため多くの人は顔見知りのようでした。ワイン会なので、会話の主軸はワインの事になりますが、豆知識のようなものから、政治関連、株の話、芸能、趣味のことなどまで、たった数時間でしたが情報量の多さに圧倒されました。誰一人として知識をひけらかす感じはなく、とても楽しそうに話すので聞いていて心地よかったです。
どれも初めて聞く内容の会話に、自分の知識のなさを痛感するのでした。。
(温泉の中で、少しだけ一人反省会をしました。)

色んなことを知っておくことに損はないな。
これからもっと、いろんな年代の人と話す機会が多くなるかもしれない。そんな時に「この人と過ごす時間って楽しいし、勉強になる。また会いたい。」
そんな風に思ってもらえたら嬉しいな。

そんなことを考えるようになったのも、本を手に取る理由です。

知識の正確さは、やっぱり本が1番なんだそう。速さなら断然インターネット!
本は書店に並ぶまで、どんなに早くても3ヶ月はかかるそうです。その理由は、本に書いてある知識は正しいものなのか、文章は正しいか、誤字脱字はないか何度も確認作業が必要だからだとか。嘘の情報を載せた状態で出版してしまうと、その本が証拠になって大変なんだそうです。それゆえに、本から得られる情報はより正確なんだって。そういう観点からも、やっぱり本をたくさん読んだ方がいいのかなって思う。
とはいえ、本から得られる情報の正確さは申し分ないにしても、タイムリーさや新鮮味はどうしても欠けてしまうようで。情報は速さも必要なので、インターネットとうまく使い分けながら知識のストックができればいいなと思います。


【4】仕事を頑張るためのモチベーションを上げるため。

頑張るっていうのは簡単だけど、モチベーションを保ち続けるのは本当に難しい。
それならば、成功者の経験談やノウハウを定期的に読んでみよう。
本初心者の私らしい、とってもシンプルな考えだなと改めて思います。笑

ここで問題が起きます。
やる気スイッチオンのギラッギラしている状態で書店へ入っていったものの、大量の本を目の前にして、何を選べば良いのか全く分からない…。

Uターンしそうになる自分に「私は変わりたくてここに来たんだ!今回は絶対に本を買うんだ!」と言い聞かせ、まずは書店側が出しているランキングをチェック。
そこからタイトルが自分好みの本を10冊程度選んでみることに。
それから、選んだ本の目次を一冊ずつ順番にみて、読んでみたいと思う項目が3つ以上あるものを5冊選抜する。その後、サラッと流し読みして2冊程度(読み切れそうな程度)に絞って購入する。

本を選ぶ事に慣れるまでは、とにかくこの方法を繰り返していました。
この方法が正しいかは分かりませんが、今でも悩んだ時はこの方法で本を選んでいます。本が好きな人って、どのように本を選んでいるか興味があります。


それでは本題の、わたしの本棚をご紹介します。(ここに辿り着くまでが長い!)

タイトルが自分好みで購入した本たち。
右:happy money
右から2番目:100%好かれる1%の習慣
(右2冊はブックカバーをしているので一応。)

この中でも「できる人は必ず持っている、一流の気くばり力」がお気に入りです。
【気くばり】について、超シンプルに書いてあります。とにかく読みやすい!
自分がどの程度、気くばりが出来ているのかを確認できて、改善点も見つけられる。これからも新年度など節目に読みたい一冊です。新社会人もベテランの社会人も読むべき一冊だと思います。


番外編

メリさんの本は新刊が出る度に購入しています。
シンプルに勉強になるし、面白いです。

神崎メリさんの本を読んだことがある人ならお馴染みのワード
「ど本命カースト」、「ど本命」、「おクズさま」、「ど本命クラッシャー」
ピラミッド型の「ど本命カースト」の分かりやすいこと分かりやすいこと。笑
しっかり頭に叩き込んで、素敵な男性に出会うぞ!!っシャァぁぁあ!(気合い)
男性の基本的な思考回路みたいなものが、詳しく書かれているので男性が多くいる職場で働く人なんかも参考になる部分があるかも。

メイク本、スタイルブックに元気が出る本と旅行本。
スタイルブックは昔から大好きで大量にありますが、
何度も何度も読み返しているものだけを手元に。

金子綾さんのスタイルブックを参考に、クローゼットの見直し中。
基本的にはコンサバが好きなんだけど、小物の合わせ方、色使いが好きで休日に何を着ようか迷ったら手に取って参考にしています。熟読し始めて、気づくと毎回時間ギリギリになるのなんとかしたい!笑

占い本と英単語帳と文法書も手の届くところに。
一番左はKindle端末です。

思い出ばなしの部分。

今の学生さんはEvergreenを使っていますか??
私が学生時代に使ってた学校指定参考書は、ForestとNext Stageでした。
社会人になって英語を勉強し始めたタイミングで「Forestを買わないと!」と思い立ち書店へ向かうも、「総合英語Forest」が出版社を変え「Evergreen」に生まれ変わった事を知らなかったので、見つかることのないForestを1時間くらい探していました。笑

手にしたEvergreenは、1冊おおよそ1,600円。

「あ、これって結構高いんだ…」

そもそも買い直しが必要になった理由は、勉強から解放された高校卒業と同時に
「もう教科書を見たくもない」と、全て綺麗さっぱり捨ててしまったからです。

高校入試に失敗した私は、「3年後に国立大学に入学して見返す!」と決め進学に力を入れている私立高校に入学しました。

進学に力を入れているだけあって、朝学習から放課後課外学習までびっちり時間割が決められていましたし、部活動の参加は原則禁止。「高校3年間の思い出は?」と聞かれたら、迷うことなく「勉強勉強の毎日で、しんどかった。」と答えます。

なので勉強に関連のある教科書やノート、プリント類は心の底から見たくもなかったんです。

高校3年生の秋以降の口癖は、「卒業したら教科書を全部捨てる!!」でした。
優しい母は、「はいはい。好きなようにしてください。」と笑っていました。

教科書を捨てること自体が悪いことではないと思っています。年齢や環境によって必要なものは変わるし、手放すことで得られるものがあることも理解しています。

ただ、教科書・参考書が必要だったものだったとはいえ、買ってくれた両親に向かって、見たくもないとはいえ「卒業したら教科書を全部捨てる!!」なんて感謝の気持ちが1ミリも感じられない言葉を、自分で参考書を購入する立場になってよく言えたもんだなと思いました。

学生時代は、お金を稼ぐことが大変なことだとわからないにしても、捨てる時に「買ってくれてありがとう。」の一言がなぜ言えなかったのかな。
なぜ「教科書を全部捨てるから!」と吐き捨てられた両親の気持ちを、少しでも考えられなかったのかな。と、Evergreenを手に取り値段を確認した時に考えました。そして後悔。

社会人としてお金を稼ぐことが大変だと分かる今だからこそ、気づけたのかもしれません。そして、言われた側の気持ちを考える事や、相手の気持ちを思いやる事の大切さに気づくことができました。過ぎてしまった時間は戻すことができませんが、これからの生活にちゃんと生かそうと、そう思いました。


余談

本を収納するにも限界があることから、2年ほど前にAmazonで、Kindle端末を購入しサブスクも開始しました。電子書籍を読むことに慣れていないのでサブスクの良さを最大限に活用できていませんが、せっかくこの便利なシステムがある時代を生きているので何とかモノにしたいです。(モノにしたいとは?)
紙媒体が大好き人間なので電子書籍に完全移行は難しそうですが、紙媒体と電子書籍のいいとこ取りができれば良いなと思っています。

じゃあね〜。


【つぶやきスペース】
本屋さんにいくとなぜかトイレに行きたくなるのって、本の文字に使うインクの香りのせいって本当なのかな?

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