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初めての箱根旅行はめちゃくちゃ充実した1泊2日だった!

近いようで遠い関東屈指の観光地、箱根。

あちこち旅行には行ってるけど、ド定番の箱根には一度も行ったことがなかった。

というわけで、今回は箱根1泊2日旅行を楽しんできたので、その思い出を記録しておく。

ちなみに旅行のメンバーは、私、妻、息子(10歳)娘(8歳)、母の5人。

小学生ぐらいの子どもを連れて箱根に行ったら、こんな感じだと楽しめるよという参考になれたら嬉しい。


小田原漁港の駅「とと丸食堂」で海鮮丼。

大雨と強風でスタートした箱根旅行。

本来の予定では小田原城を観光したあとにお昼ご飯だったんだけど、とてもじゃないけど小田原城を観光できるような天候ではなかった。

それと、首都高、東名高速の渋滞に巻き込まれ、予定してた時間よりも遅れていたので、ひとまずご飯を食べようということで向かったのが小田原漁港の駅。

11時前に入店したんだけど、券売機は空いてたし座席もすぐに確保できた。

我々が食事していると徐々に券売機に列ができはじめて、帰る頃にはそれなりに行列ができていたので、時間的にはちょっと早かったけど寄っておいて良かったなと。

いやしかしここの海鮮丼はめちゃくちゃ美味かった!

サイズ感もちょうどよくて、大きな丼というわけではなく、ちょっと大きめのお茶碗ぐらいなので、食べ終わってからも心地よい満腹感を得られるぐらいで、生モノ特有の気持ち悪さみたいなものは特に感じなかった。

特筆すべきは「うに」。

私が食べた「とと丸頂上丼」にうには乗ってないんだけど、550円でトッピングすることができる。

うにトッピングを1つ追加して、妻とシェアして食べた。

これが今まで食べたことがないぐらい臭みのないうにで、甘くてとろとろなうにが最高に美味しかった。バック売りしてるなら持って帰りたいぐらい。

うに好きな人はぜひとも食べていただきたい。

忍野八海で心の洗浄。

雨風が強めに吹き付ける中、午後から晴れるという天気予報を信じて忍野八海に向かってみた。

高速道路を走ること1時間弱。忍野八海は諦めて次の目的地に向かった方がいいのかなとモヤモヤしつつ、全長3kmほどの長いトンネルに入った。

ようやくトンネルの出口が見えてきた頃、さっきまでの空からは想像できないぐらい明るい光がトンネルに差し込んでいる。

トンネルを抜けると快晴の青空が待っていた。何という奇跡。

諦めずに天気予報を信じてきたものの、ここまで晴れるとは思わなかったからびっくり。

5年前に来たときも感じたんだけど、忍野八海の池の水はとにかく透明度が高くて美しい。

見てるだけで心が洗われる感じがする。

忍野八海でそれぞれ写真撮影を楽しみ、富士山からエネルギーを貰って次の目的地へ。

箱根湯本商店街をちらっと散歩。

忍野八海を後にして、次に向かう先は箱根湯本商店街。

ぶっちゃけ、ここはスルーしてもよかったかなというところなんだけど、事前に駐車場を予約してすでに支払い済みということもあって、もったいないから行きたいと母が食い下がらないので寄った感じ。

このお店で母が買ってくれたクロワッサンラスクを帰宅後に家で食べたんだけど、それが超絶美味しかったからまた買いに行きたい。

春休みだし、ヒルナンデスとかでも特集されてたこともあってか、なかなかに賑わってた。

私はと言えば、昼に生モノを食べすぎた影響からか、極度の腹痛に襲われて湯本の駅のトイレをお借りした程度しかこの場所に対しての思い出がない。

お腹が空いてれば色々と食べ歩きしたかったところだけど、道中におやつを食べたりしてたせいで特にお腹も空いてなかったので、お饅頭とかはスルー。

箱根高原ホテルにチェックイン。

今回の箱根旅行でお世話になった宿は、「箱根高原ホテル」というところ。

広々とした和室の部屋で、清潔感もあって良かった。

ここ最近の旅行はホテルではなくコンドミニアムを利用しての旅行が多かったからか、やっぱりホテルの至れり尽くせりな感じは良い。

食事の間に布団を敷いといてくれるとか最高かって。

夕食は期待値を遥かに超えてきた!

お肉がめちゃくちゃ柔らかかった!

後から知ったんだけど、お金を払えばお肉の追加もできたみたいなので、次回また行く機会があれば、ぜひお肉のおかわりを忘れずにしたい。

食事の内容は季節によって変わるらしいんだけど、我が家が行った3月の終わりにはカニが出た。

それも、申し訳程度ではなくしっかり食べ応えを感じられるぐらいの量で。

ご飯は炊き込みご飯がオリジナルメニューなんだけど、子どもたちがあまり好きではないのでダメ元で聞いてみたところ、白米だけも用意してくれたので、もし炊き込みご飯が苦手な人は聞いてみるといいかも。

運転で疲れた身体にビールが染み渡る。

温泉がめちゃくちゃ気持ちいい

箱根高原ホテル公式サイトから引用

部屋にお風呂がなかったので、ホテルで用意されている温泉を利用した。

今住んでる家の風呂は足を伸ばして入れるほどの大きさはないので、久しぶりの大浴場は身体の疲れをスーッと溶かしてくれるような心地よさだった。

大浴場には内風呂が1つ、露天が1つの計2つのお風呂が用意されている。

中は少しぬるめ(38℃〜39℃)、外は気持ち熱め(41℃ぐらい)だった。

ちなみに、貸し切り家族風呂というのも用意されていて、我が家は朝風呂で利用してみた。

露天なし(足柄湯)が2,000円 /時間で、露天あり(明星湯)が3,500円/時間という料金で利用できるんだけど、せっかくだからということで露店あり(明星湯)に入ってみた。

家族4人でお風呂に入るなんてこともなかなかないので、とても贅沢な時間を過ごすことができた。

また温泉入りたい。

和朝食はご飯3杯いけた

贅沢な朝風呂を堪能したあとは、これまた楽しみにしていた朝食。

和朝食なので焼き魚が主体の朝食だ。

娘が魚が苦手で私に回ってくるので、これでもかというぐらい魚を食べた。

その場で焼きながら食べるスタイルなので、熱々の魚を食べられるのもまた嬉しい。

やっぱりこういうところにくるとついつい食べ過ぎなぐらい食べちゃうから、結果的にご飯は3杯おかわりした。

美味しかった。

箱根神社はとても素晴らしい景色。

海賊船の予定時間まで、箱根神社に行ってみることに。

境内をちらっと見て帰るぐらいのつもりでいたんだけど、妻と母は鳥居が目的だったらしい。

私はそんなことを知らなかったので、芦ノ湖をバックにした鳥居を見て圧倒された。こんなに神秘的な景色だったんだと。

ただ、強烈な寒さもあって、鳥居をバックに写真を撮る人たちの長蛇の列に並ぶ気力も時間もなかったので、やや遠巻きに眺めて終了。

時間的な余裕があればもう少しゆっくり見て回りたいかも。

芦ノ湖の海賊船で優雅にクルージング。

75分というなかなか長めの乗車時間を誇る船で芦ノ湖クルージングをゆったり楽しんだ。

富士山も見えたし、箱根神社の鳥居も見えたし、何なら富士山と箱根神社の鳥居が一緒に見える位置で写真も撮れたし贅沢で優雅な時間を過ごすことができた。

船の上から見える景色はこんな感じ。

一般的な遊覧船のように、乗員が横並びのベンチに座って寒風を受けながら乗る船をイメージしてたけどまったくちがった。

ボックスシートのようになっていて、座面はクッション性があって柔らかく、長時間座っていても疲れない。

船内ではコーヒーやソフトドリンク、アルコール類なども販売されている。

芦ノ湖から見える景色をボーっと眺めながら飲むホットコーヒーは格別の味だった。

海賊船は外観も華やか。

時間帯によって船の種類が変わるらしいので、マニアックに全種類を攻略するなんていう楽しみ方もできるかも?

箱根に行ったら「そば処 みよし」が超絶おすすめ。

2日目のお昼ご飯は、桃源台港から500mぐらいの場所にある「そば処 みよし」で。

妻が見つけたんだけど、食べログやGoogleの評判も良く、値段も良心的で食べる前から期待値は高め。

いざお店の前に着いてみると、店構えがすでに美味しい蕎麦屋さんのそれ。

口コミを見ると30分ぐらい並んで食べたという人もいたけど、11時30分ぐらいに行って一組待ちがいるぐらい。

その後、続々と混み始めたので、タイミングが良かっただけかもしれない。

桜えびと岩のりそばにするか、それとも鴨そばにするか迷った挙げ句、鴨そばをチョイス。

私は鴨そばが大好きである。

どこの蕎麦屋に行っても、鴨そばがあれば大概は鴨そばを選ぶぐらいに鴨そばが好きだ。

その中でも、ここ「そば処 みよし」の鴨そばは一番美味しかったと言っても過言ではないぐらい美味しい鴨そばだった。

特に、鴨が超絶美味しい。

鴨肉が苦手な妻が一切れ食べて美味しいと絶賛していたぐらい、余計なクセがなくて美味しい。

大涌谷、東名高速の渋滞に巻き込まれながら帰宅。

さて、いよいよ旅も終盤。

この後は彫刻の森美術館に寄って、母の誕生日を祝うディナーを食べて帰宅の予定。

美味しいそばを食べて芦ノ湖から大涌谷へと車を走らせていると、原因不明の渋滞。

山道なのでどうすることもできず、ただ流れに身を任せることにした。

徐々に車が進むにつれてわかったことは、大涌谷の駐車場渋滞が発生しているということ。

よく見ると道の脇に「渋滞時、大涌谷駐車場まで1時間」と看板がある。

なるほど。これは待つしかないやつだ。

幸い、1時間もかからずに大涌谷の渋滞は抜けたものの、次は湯本付近でやや込み。

やっとの思いで彫刻の森美術館に到着したときには、なかなかの疲労感。これはサクッと観光を終えて帰りたい。

彫刻の森美術館に展示されてる作品は程々に眺めつつ、向かう先は「ネットの森」というスペース。何やら子どもたちが遊べるアスレチック的な場所らしい。

たくさんの子どもたちが所狭しと走り回ってはしゃいでいるのと対象的に、周囲には精気を失った大人の顔が並んでいた。その気持ちわかる。

彫刻の森美術館を後にしていよいよ最後はディナー。

東名高速、湾岸線のそこかしこで事故が起きていて、予定していた時間より40分近くオーバーしながらディナーの予約をしていたお店に到着。

いやー疲れた。

あとがき

久しぶりの旅行は、疲弊した心を癒やすには充分過ぎるぐらい楽しい時間を過ごせた。

心が疲れたときは山に行くことを強くおすすめしたい。

旅行スタート時は絶望的な天気だったけど、奇跡的に忍野八海に行くときはめちゃくちゃ快晴になり、立派な富士山を拝むことができた。

山に囲まれた大自然の中にいるだけで、身体の中の空気が入れ替わる感覚がある。

海の近くに行って遊び倒す旅行も好きだけど、今の我が家には心の癒やしが必要だった。

運転はめちゃくちゃ疲れたけど、心はとても満たされる旅行になったので、大満足。

次はただひたすらのんびりするために箱根に行ってみたい。

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