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認知症ケア 昔の歌を覚えたい♪

こんにちは。訪問介護サービス提供責任者のスタッフkです。

「あんたも一緒に歌ってや!」

と、ケア中に利用者様に頼まれることがあります。


⭐️とにかく歌が上手い!

デイサービスで働いていた時も、訪問介護に移った後も、「一緒に歌おう」とケア中にお声かけいただくことが何度もあります。

デイサービスでは一人が歌い出すと、他の方も釣られてみんなで歌ったり、訪問介護だと足浴中や、車椅子での移動中に鼻歌を歌われたりします。

歌を歌いたいほど精神状態が穏やかで、体調も安定していることは、私たち介護職にとってはとても嬉しいことです。

そして年代的なものなのか、カラオケが無かった世代の筈なのに、皆様めちゃくちゃ歌が上手いんです。本当に90代?と思うほどの肺活量で、こぶしもきいています。

認知症になっても歌詞を覚えていらっしゃり、とても上手に歌われる方が多いので、是非とも一緒に歌いたい!

でも、知らない歌ばかりなので、歌って聴かせていただいても覚えられないい・・・。

⭐️懐メロよりも、さらに昔の歌

テレビで見たことがある「懐かしい昔の歌」といえば、瀬戸の花嫁や赤いスイートピーなどを思い浮かべますが、利用者様方が歌われているのはもっと昔の歌な気がします。

例えばこんな歌です。

俺とお前は同期の桜〜♪・・・これはYouTubeで見つけました。

赤い〜♪曼珠沙華〜♪・・・結局探しても見つからず、山口百恵さんの歌が出てきたのですが、多分違う歌だと思います。

赤い靴♪履いてた〜♪・・・小さい女の子が靴を履いて歩く歌なんですが、利用者様に見せていただいた歌謡曲集で探しても見つから無かったので、もしかして何曲かをミックスして歌われているかもしれません。

祇園の〜♪・・・かなり昔にデイサービスの利用者様が毎日歌っていらっしゃいました。

あとは茶摘み歌や、数え歌など、お手玉をしながら祖母に教えてもらったので、私も知っているものもあります。

どれも歌詞に物語があり、とても綺麗な日本語で情景が浮かぶようなものばかりです。

なかには悲しい結末の歌もありますが、日本の文化的な豊かさを感じられます。

⭐️歌う利用者様♪

力強い歌声を朗々と響かせる利用者様、手拍子をとりながら一緒に歌おうと言ってくださいます。

歌が歌えることは、それだけの肺活量、記憶力、精神的な安定の表れでもあります。

もっと色々な年代の日本の歌を覚えて、楽しく歌いながらケアを進められたらと思います。。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


『神戸|介護事業所の有限会社まいらいふ』
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