Keynoteで任意のスライドに飛べるリンク機能を使う方法。

Keynoteのプレゼンテーションは,スライドの順番にしかスライドショーが出来ません。
しかし,リンク機能を使うことで,図形や写真をクリックして,任意のスライドに移動することが出来ます。
この機能は,PDFとして書き出しても有効ですから,様々なコンテンツ作成に活用できます。

教材作成の場面では,これまで順番に表示させるだけだった教材を任意の順番…例えば,一斉学習で教員が提示している場合,一覧の中から児童生徒の発言等に合わせて表示していくような教材を作ることが出来ます。これまでは一方通行だった授業が児童生徒と一緒に作っていく授業を実現できるようになると思います。他には,写真や地図に複数のリンクを入れる事で,説明を表示することも可能です。PDFでも出力できますので,反転学習などでも活用することが出来ます。教員が作成して,児童生徒に活用させる教材なら,選択問題(クイズ)のようなものも簡単に作ることが出来ます。正解なら次の問題,不正解なら詳しい説明を表示してから次の問題に進めます。
また,児童生徒がこの機能を使って学習をまとめる事も可能ですし,いわゆるストーリーの変わるゲームブックのような作品も作ることも出来ます。
PDFに出力してもリンク機能は有効なことから,配布物としても活用できます。
活用次第で大きな可能性を持った機能だと思います。

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