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【Live Session】 KCRW Live Sessions

前回のThe Peel Sessions、4AD Sessionsに続き、好きなライブセッション音源の3つ目はKCRW Live Sessionsです。

KCRWはカリフォルニアのサンタモニカ大学から放送されているラジオステーションで、曲をかけるだけではなくスタジオライブセッション「Morning Becomes Eclectic」(略:MBE)や少人数の観客がいるスタジオライブセッション「Apogee Session」などの音源も聴ける。

元々2008年にCat Powerが『Jukebox』をリリースした時にYouTubeでアルバムのライブセッション動画を見つけてそれから聴くようになった。本来はHPから聴くのだがアーカイブの検索がめんどうなのでYouTubeの「KCRWチャンネル」が一番便利かもしれない。直近や放送中の物を聴きたいだけの場合はHPか専用アプリが便利なので一度お試しいただければと思います。

Cat Power

最近便りのないが90年代から活躍しているアメリカのシンガー。ハスキーな声で南部のR&Bっぽい曲やポップスを歌い、Pearl JamのEddie Vedder、Beck、Sonic Youthなど彼女のファンを公言するアーティストも多い。オリジナルアルバムの素晴らしいが、過去2枚リリースしているカバーアルバム『The Cover Record』 『Jukebox』も秀逸です。以下は『Jukubox』リリース当時の動画と2018年リリースの『Wanderer』のMorning Becomes Eclecticリンク。

Beck

特に言うまでもない天才アーティスト。大ファンです。昔The Flaming Lipsとの来日公演に行けなかった事を未だに残念に思っている。以下は1996年リリースのアルバム『Odelay』から「The New Pollution」(The Flaming Lipsと共演)、2014年リリースのアルバム『Morning Phase』のApogee Sessions、2019年リリースのアルバム『Hyperspace』のMorning Becomes Eclecticリンク。

Charlotte Gainsbourg

歌手で女優、母親は女優Jane Birkinのサラブレッド。最近ではLars von Trier監督の『Nymphomaniac』でSex依存症役を演じた女優として認知されているが、元々歌手の実力も素晴らしい。2ndアルバム『5:55』はお気に入りでよく聴く。この動画は3rdアルバム『IRM』からでプロデュースしたBeckとの共演。

Los Lobos

「La Bamba」のイメージが強くて損をしているが、素晴らしいメキシカンロックのアルバムを出している実力派バンド。1996年リリースのアルバム『Colossal Head』は名作だと思う。

ED O'Brien

この動画で見るまで知らなかったRadioheadのギタリストのソロ・プロジェクト。Radioheadとは違うドリーミーな感じがいい味を出してます。

St.Vincent

毎回登場のLive Sessionの女王。相変わらずの素晴らしい演奏を聴かせるApogee Sessions。

The Black Keys

White Stripesと並ぶ人気のガレージブルースロックバンド。映画『Zombie Land』のラストシーンで流れる曲「Your Touch」でしびれた。この動画は2010年リリースのアルバム『Brothers』より。

Massive Attack

踊れないダンス・ミュージック、トリップホップの代表的バンド。1998年リリースのアルバム『Mezzanine』に収録されたMassive Attackで一番人気の曲「Teardrop」。もしかしたら生涯で一番聴いた曲かもしれない。何回聴いても泣ける。Live Sessionで聴けるとかマジで神。

Lorde

1996年生まれのニュージーランドのシンガー。この若さでこの貫禄!どうやったらこんな歌うまに育つのか。

Shelby Lynne

カントリーからブルースフォークにチェンジしたアメリカのシンガー。2011年リリースのアルバム『Revelation Road』からのApogee Sessions。渋い歌声を聴かせてくれます。私はこの動画を観るまで彼女の事は知りませんでした。

Tycho

アメリカのデザイナー、ミュージシャン、プロデューサーなど多才なアーティストTycho(ティコ)。この動画で知りましたがなんかクセになる。




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