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恨み ※ネタバレ注意

こんにちは。テヤンです。
今回はとても複雑な内容を投稿してみたいと思います。文字化するのもとても難しく、わかりにくいところもあると思いますが、最後まで読んでいただければ嬉しいです。

 最初からどう説明しようか悩んでしまいますが、皆さんは「犯罪者」をどう思いますか。あまりよくわからない方は、鬼滅の刃に出てくる鬼をイメージしてみるとわかりやすいかもしれません。

 私もわかりやすいように鬼滅の刃を例に説明したいと思います。
鬼滅の刃に出てくる鬼はほとんどの鬼が「恨み」を持っていると思います。ネタバレ注意の部分もありますが、例えば「アカザ」。

 アカザの過去を簡単に説明するとアカザは裕福とはいいがたい家庭で生まれ育ちました。アカザは病気の父に薬や栄養のあるものを食べさせる為に、スリなどの犯罪行為などを繰り返しました。しかし、父は自分の為に犯罪行為をする息子を見ていられなくなり、首を吊ってしまいます。
父を亡くし慶蔵という師範と慶蔵の愛娘の小雪に出会います。慶蔵は道場をやっていてアカザは道場の門下生となりました。小雪は病弱でアカザは小雪の看病も任され不満一つ言わずにこなしていきました。そして、小雪はアカザにプロポーズしアカザは命を懸けて守ると誓いました。
 しかし、慶蔵がもらい受けた立派な道場を持っていることに腹をたてた隣の道場の者が慶蔵の家の井戸に毒を入れ慶蔵と小雪を毒殺してしまいました。
 そして、アカザは復讐をして67人もの人間をあっという間に撲殺してしまいました。そこに、鬼惨が現れ鬼にされてしまいました。

 アカザは鬼にされてしまいましたが、鬼にされたことを後悔してはいないと思います。その後、鬼になる前の記憶はほとんどなくなり多くの人間を殺し柱も何人も殺したことは多くの人が知っていると思います。

 最初の話に戻ると、このアカザという鬼をどう思いますか。アカザが鬼になり、多くの人間を殺したのは全てアカザが悪いですか。
 アカザに恨みを持たせたのはその世の中、周りの人だと思います。父が死んで師範と出会って前向きに頑張っていこうとしたら、また不幸が訪れました。

 これは人によると思いますが、私なら「私は幸せになっちゃいけない人なのかな」と思ってしまいますね。

 現実の世界にもちろん鬼はいませんが、多くの殺人を犯している犯罪者、窃盗を犯している人は、やっていることはいけないことですが、そうせざるを得ない事情とどうしようもない感情(恨みや憎しみ)があるとすれば、私はとても同情してしまいます。決して罪を犯したひとだけの問題ではありません。

 私がこのような話をしているのは、私自身とても恨みや憎しみが多いからです。多くの環境で経験した人間関係によって多くの疑問を抱きそれは少しずつ恨みに変わり、トラウマにもなりました。

 何をしてもその恨みは完全には晴れないんです。蓄積されて行きます。だから、私は、この恨みってどこにぶつければいいんだろうって思ってこのような投稿をさせていただきました。ぶつけるところがなく、犯罪にはしったひともいると考えると、私自身に犯罪者になり得ると思いました。

 刑を重くしたって犯罪は減らないと私は思います。犯罪が起こらないような社会や世の中をつくれるなら、それが一番いいですね。理想ですが。

今回も読んでくれてありがとうございます。




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