見出し画像

ピルをやめてミレーナ挿入までの経緯



私は初経を迎えた時からものすごく生理が重い
特にメンタルが大暴走して自分の体が自分のものではなくなってしまう

25歳になった今もやっと診断名が正式についたPMDDと、名前のつかない慢性疼痛との闘いは終わっていない、むしろ激しくなっている、この戦いに終わりがあるのかわからない


高校生の頃からいくつもの婦人科と心療内科を渡り歩いて、ようやく出会えた相性のいい婦人科で去年の秋まで5年くらいヤーズフレックスを飲んでいた
生理の回数を減らせることはすごく良かったけれど、デメリットもあった

・浮腫が辛い
・いつ生理が来るかわからずランダムなメンタル急降下に振り回される
・生理痛もちゃんと痛い
・PMSの症状は毎回ランダムでちゃんとでる

あれ?ピルのメリットあんまり受けれてなくない?と思いつつ他のピルも体質に合わなかったので生理の回数を減らせる恩恵だけに縋っていた

ピルを辞める決断をしたのは、
副作用の耳管開放症が再発したこと
数年前にも発症して、その時はストレス源から離れると自然と治った
再発したのは多分、仕事の繁忙期と責任も増えていた時期とダイエットをした時期が重なったから

耳管開放症はとても辛い
ぷちっと耳の中で音が鳴って、症状がはじまる
自分の声が変に響き、呼吸が響き、心臓の音が響く、息をすることがストレスになる
横になると症状はおさまるけれど寝て仕事をするわけには行かない
仕事を続けるために、ピルを辞めた

そして代わりにミレーナをいれることにした
婦人科の先生によるとミレーナはPMSには効かないが、未産婦の私でも挿入はできるらしい
ツイッターで情報収集をするとPMSが楽になった人と変わらなかった人がいた
異物をいれることへの拒否感と挿入時の痛みへの恐怖はもちろんあったけど、ピルを辞めて本来の生理が毎月きては間違いなく社会生活を送れないので、試してみることにした

ミレーナは生理の終わり頃にしか挿入できないので、ピルをやめ、次の生理が来てからいれることになった

その生理が地獄だった
数年ぶりのピルなしでの生理
PMSが酷く起きている時は泣き叫び、物を投げ、自傷行為をして、起きているのが辛いので眠くなる薬をたくさん飲んだ
寝る、起きる、薬を飲む、寝付けるまで暴れる、寝る、その繰り返し
デパスの依存に陥って1日で20錠飲む時もあった
仕事は休職した

そして生理が来た
出血が始まる半日前からお腹が痛くて痛くて、早く出血がはじまることをひたすら祈って、薬を飲んで眠って待った

今までの生理痛もきつかったけど、
あれでも薬の効果でけっこう和らいでいたんだ
なんだ、ピルちゃんと効いてたんだじゃん
とトイレに行ったらそのまま動けなくなった床で思った

数日経って生理痛も出血量も落ち着いて
ようやくミレーナをいれる日が来た

私がミレーナに望んだことは
①生理の頻度を減らす、できれば完全になくなること

これはミレーナ本来の効果なのでかなり期待できた

②PMSをなくす
メンタル面は心療内科に通うことに決め、
それ以外の暴食とか、過食とか、微熱が出たりとかそういった症状が消えてくれるように願った

③手足の疼くような痛みが消えること
ピルの副作用のむくみが取れたら治るかもと期待


次回、ミレーナ挿入編

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?