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小沢健二 ”ラブリー”の空間を観たくて①@国会図書館

VILLAGEとの出会い

2022年6月横浜、小沢健二(愛をこめてオザケンと呼ばせてただきます。)のコンサートに参戦。偶然一般でゲットしたチケットだったが、予想をはるかに上回る強烈な感動と、「あぁ、自分が聴いてた音楽は、やっぱり素晴らしかったんだ…」という得も言われぬ安心感を覚えた。

それからというものの、オザケン熱は過去になく高まり、映像作品をyoutubeで見漁った。そのなかで、所謂"オザケン王子様期”に触れたい!という欲が高まりたどり着いたのが「VILLAGE」のライブだった。

オザケンの音楽活動は、ざっと、

  • オザケンソロデビュー期、

  • 王子様期、

  • 活動休止前、後

と、いくつかのフェーズに分けられる。異論は認めます!
私はその中でも、王子様期の圧倒的ビジュアル✨に魅了された一人だ。なおかつ、1995年VILLAGEツアーのお客さんの熱気と、オザケンの惜しみないパワフルさはこの上ない。

そんな理由から、VILLAGEの映像資料をゲットしようと試みた。が、95年モノだからかなんなのか、VHSとLD版しか出ていない!!まずLDとは?って感じだし、VHS再生機器は実家にももう無い…。てな訳で、「VILLAGEは本当の幻なんだ…」と涙ながら自分に言い聞かせてやり過ごそうとしていた。

いざ国会図書館へ

国会図書館入口

そんな慢性的なもやもやを抱えてた最中、国会図書館の存在を思い出した。youtuberのコスメティック田中さんが行ってたのを見た記憶が想起されたんだと思う。「国会図書館って全部あるんでしょ!じゃ、オザケンのビデオ見られるんじゃない?!」という発想に至り、大学をさぼって意気揚々と歩いて向かった(ちょうどこの日は、とある行事があって、四谷~永田町の道中、人が溢れかえっている箇所があった)。

永田町駅につくと、「国会図書館ですー」と言わんばかりの、いかにもな建物があったから、迷うことなく到着できた。

はじめての国会図書館

初めてなので住所とか書く。カードを作るまでに10分もかからなかったと思う。平日だったからその辺スムーズ。そのあとロッカー室に行って、リュックを預け、A4入るくらいの透明バッグに必要な荷物を入れ替え、入館ゲートへ。

図書館なのに本棚がぱっと見、ぜんぜん無く、パソコンに向かっている人が多かったかなぁ。ビギナーだから緊張したけど、落ち着いたふりをしてパンフレットとか貰った。目的地の、音楽映像資料室は階段をひとつ下って、すぐ。
国会図書館は普通の図書館と違って、先述のとおり本棚が少ない。基本的に、専用のpc等で資料を探し、申請して、司書の方に持ってきてもらう。こういうのは初め良くわかんなかったけど、司書の方が丁寧に説明してくれる。
ただし映像資料を借りて観る際は、ひとつ注意点があって「研究・調査目的」を追加で書かないといけない。ただの趣味で観たがってるかどうかの踏み絵みたいなものだと思う。私は「服部隆之氏率いる交響楽団が及ぼすポップスへの影響を調査したい~」的なことをちょっと考えて書いた。本心!
司書の方に尋ねたところ、調査研究したことをどんな形でも発信をすればOK、とのことだった。てなことで慣れないnoteに奮闘しているわけです。なんか、こんなツラツラ書いて、今んとこ「How To国会図書館」みたいな内容になっちゃってるけど…同じこと考えてる人の為にでもなればいいな…!
許可は無事下りて、10分程度で視聴の準備をしてくれた。小型テレビにイヤホンつないで観るって感じ。
次の②では、VILLAGE本編映像について書きます。
つづく

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