光る爪
舞台の感想を色々書いたとき、「なんでそう思ったのか?」を訊かれることがたまにあったんですけど。
多分、客席側で見てる人にしか分からないこと、舞台に上がっていると当然だけど、見えてないところがけっこうあるんだなって。
普通の施設だと、舞台は照明が当たるわけですが、その光の当たり加減で分かること意外と多いんですね。
爪の角度とか。楽器の角度とか。
照明のライト、角度によっては爪部分で反射して、手元がピカッとします。反射しないまでも、白が目立つと、「あ、いま爪が」って。
(普通のお客さんならこんな細かいこと気にならないと思います、でも多分ほかの箏弾きさんなら分かる部分があると思う)
こないだの感想noteに書いた「合わせ爪の掴みが甘い」というの、実はこれ。
「ハ」の字の形で爪の寝加減、これ上手な人が「コ」の字で掴み込んでるのと比べると、光りやすいから、余計に目立っちゃうことがある。特に初心者さんの滑らせて爪を入れてる感じの手もと。
(「コ」の字の場合は、爪が立っててさらに指先の影が落ちるので、ほとんど目立たないのです。光るのは「ハ」の人だけ。統一されてれば目立つことはないんだけど)
あとは楽器の向きの角度が合ってないときに、楽器の面から光が変に反射して目に入ってくるから気になったりとかもあります。
…気になると思うのは私だけかもしれないな…笑
光の、というよりも、視覚が聴覚を邪魔すること、私はけっこう多いかもと思うので。
いや、この件に関してはどうこうしてほしいというよりも、私が気になる、というのがメインで。
で、ここまでが、続きの記事の前段。
光を上手に使う方法について、次の記事へ書きます。
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