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モラハラ元旦那との話*10.面会交流*

今回は元旦那との
面会交流についてのお話です。


最後まで読んでいただけると
嬉しいです。



*10.面会交流


モラハラな元旦那と
ようやく離婚する事ができ、
私は子どもと2人楽しく過ごしていました。


子どももまだ1歳になったばかりの頃だったので、
特にお父さんがいないというような実感はなく、
ストレスない生活を過ごしていました。


しかし、月1回面会交流を行う事が決まっているので、
面会するための連絡を取らなければいけない事が
とても嫌でした。


彼からメールが来ても、
開く事さえ動悸がして
開いて読むまでにとても時間がかかり、
返信も彼の地雷を踏まないよう、
よくよく文章を考えて送らなければならず、
返信が遅れてしまう事が多々ありました。


遅れてしまうと、彼は更に怒り、
「ちゃんと返事は返す事がマナーです。
あなたがやっている事はマナー違反なので裁判所に連絡します。」
と脅しのようなメールが届きます。


さらに面会交流当日、子どもがぐずったり、
急な体調不良などで面会時間に遅れる連絡をしたり、
違う日に振替たいという連絡をすると
「裁判所に連絡します」
とまた脅され、
時間と予定の関係上、
「午前中に面会交流して、お昼に解散したい」と言うと、
「お昼ご飯を一緒に食べてくれないなら裁判所に連絡します」
と、何かにつけて
裁判所に連絡すると脅してきました。


一度だけ裁判所から
「面会交流にきちんと対応してくれないと連絡がきています」
と言われましたが、
私が細かく説明すると、電話対応の方は
「相手方にも伝えますね」
と言ってくださり、その後彼の

裁判所に連絡する

という脅し文句があっても、
裁判所から私に連絡が来る事はありませんでした。


子ども自身も話せるようになると、
彼の事を「おじさん」と呼んだり、
なぜ一緒に遊んでいるのか、
あまり理解していないようでした。

私もこの頃は
子どもに詳しく説明していなかったので、
そのせいもあると思います。


私は彼と連絡を取ったり、
会ったりするのは具合が悪くなるほど
嫌でしたが、子どもにとっては父親だし、
調停で決まった事だからと
面会交流を続けていました。


子どもにとっては、
一緒に遊んでもらったり
好きなものを買ってもらったりするから
いいだろうと思っていましたが、
面会交流が進むにつれ、
彼の行動がだんだんと気になり始め、
より面会交流をしたくない
という思いが強くなりました。


子どもが3歳の頃の面会交流では、
子どもが遊べるような施設で
待ち合わせをしました。

彼が来てすぐ
3歳児検診で使うような書類を出し、
その場でどれくらいの単語が言えるか
子どもを調べ始めました。

「これは何の時間?
調べてどうするの?
あなたは医者でもなんでもないし、
今は面会交流の時間なのだから、
一緒に遊んだら?」
と彼に言うと、彼は何も言わずに片付け、一緒に遊び始めました。


また、一緒に遊んでいる時、
食事をしている時、
彼が常にカメラを回し、
動画を撮っているのも気になりました。

会った時から別れるまで、
ずーっと動画を録画し続けている姿は
私には異常に見えました。


確かに会えて嬉しいという気持ちや、
後で振り返って見たいという気持ちはわかりますが、
食事の最中や、
移動している時も動画を撮っているので、
流石にやりすぎでは?と
思ってしまいました。


一度、保育園の運動会の時、
子どもの待機場所にカメラを持っていき、
ずーっと近くで動画を撮影している事がありました。
(子どもの待機場所なので、保育士さんと子どもが待つ場所であり、親が行く所ではありません。)

保育士さんにも、
他の子ども達にも迷惑をかけてしまうと思い注意しに行きましたが、
しばらく私の言う事を無視して撮り続けた後、静かに立ち去って行きました。


実際、子どもも戸惑っていてる様子で、
後から保育士さんにも
「突然だったのでどう対応していいかわからず、お子さんを困らせてしまいました。すみません。」
と逆に謝らせてしまいました。

私こそ皆さんにご迷惑をかけてしまい申し訳無かった事、
今後こんな事がないようにきちんと伝えておく事を約束しました。


さらに面会交流については、
子どもが彼におもちゃを強請ると
300円くらいのものでも、
「ママに言っておいで」と言ったり、
食事代も私達とは別で
自分の分のみ支払いをしていました。


また、「面会交流の場所までガソリン代がかかるから、ガソリン代半分支払って」
などメールでくるようにもなりました。

物で釣るのが良いというわけではありませんが、
少しも子どもの為にお金を出そうという気持ちはないんだなと思いました。


しかし、養育費だけは毎月しっかりと払ってくれていたので、
彼には決まった事だけは守るマイルールがあるんだとわかりました。

もちろん養育費は子どものためのものなので
払ってもらうのは当たり前だと思いますが、
彼はこの後、あっさりと養育費を払わなくなります。


子どもが小学校にあがり、
今までは彼がどんな行動をとるか不安だったので
私も一緒に付いての面会交流でしたが、
小学校に上がったと言う事で、
キッズケータイも持たせていたので、
子ども1人で彼に会ってもらっていました。

彼との面会交流に不安がなくなったわけではありませんが、
私もいつまでも付いていたくはないし、
2人で会ってもらって様子を見ようと思いました。


2人きりでの面会交流は
子どもが帰って来て「どうだった?」と聞くと
「ずっと動画撮ってるからやめてって言った。
遊んだけど、しつこく追いかけてくるから嫌だった。
学校の勉強の事聞かれて嫌だった。」
と、嫌な事ばかり報告してくるため、
あまり子どもにとっても楽しくない面会の日々だったのだと思います。


また、「泊まりに来て欲しい」と
言ってきたり、
やりたくないスポーツに誘われる事が、
子どもにとっては苦痛だったようでした。

断るとしつこく説明して、行こうと言ってきたり、
「ママにダメって言われてるの?」と聞かれる事が面倒だと言っていました。

「パパの家には〇〇(子どもの名前)の部屋を用意してるんだよ!」と
言われた時は
家に行かなければならないと思ったのか、
「パパと一緒には暮らしたくない」と
涙しながら言っていました。


そろそろ本気で子どもが嫌がっている事を伝えるべきだなと思いながら、
私も彼へ送るメールの文章を考えたりすると、
手が震えたり動悸がしたり
頭痛がしたりするので、
中々行動に移せずにいました。


彼からの小学校入学のお祝いもなく、
子どものクリスマスプレゼントも
誕生日プレゼントもない状態が何年も続き、
子ども自身もパパという存在が面倒になってきていたように思います。


彼からは相変わらず、
「運動会や学校の行事はきちんと日程を教えてください。また裁判所に連絡します」という脅しメールが頻繁に来ていました。

私は
「そもそも、学校の行事など私からからお知らせする約束はしていないので、当たり前だと思わないで欲しい」
と返信しました。

その後、100歩譲って私から
運動会など大きな学校行事のみ
お知らせはして、彼も見に来ていましたが、
子どもも中学年になると特にお父さんが見に来ているからと喜んでいる様子もなく、
彼が話しかけてもリアクションが薄い状況でした。


そんな中、
新型コロナウイルスが流行り、
面会交流は暫く中止にしようと言う事になりましたが、
代わりに毎月テレビ電話をする事になりました。

そのテレビ電話も、
毎回時間を決めてこちらからかけていたのですが、
決めた時間ぴったりにかけないとまた彼の怒りが爆発し、
メールで脅しがきました。
(時間より前でも後でも地雷を踏むことになってしまうのです。)


私は子どもに電話を渡し、
横で聞いているような状態だったのですが、
電話の内容も自分の話ばかりで、
子どもの学校の事や、
今子どもが楽しんでいる事などを
聞いたりする事はありませんでした。


そして、彼の怒りがついに爆発し、
今度は私が彼から訴えられる事になりました。




次回へ続きます。



最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。






みょん

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