さーや

さーやの単独が凄かったので、人に見せるためとかではなく自分の感情の整理のために書く文章なので「プロのお笑いとして生きている人間が大学生の単独ライブ観に行って影響を受けた」という、文字列だけ見たらめちゃくちゃダサい行為をしているけど別にそんなの関係なく、「さーや」というとんでもないヤツが大学お笑いに現れ四年間を最高速で駆け抜けていったという事実を残すだけなので人の目を気にするなんてもったいないと思い好きなように書いていくけど恥ずかしくなったら全部消します。

さーやの説明とか自分とさーやとの関係とか面倒なので全部省くけど、「大学お笑い」とかそんな狭い範囲の話ではなく「本当に凄いヤツ」だという事だけは言えると思います。「お笑いに関して」とか「こういうジャンルに関して」は凄いという人間には何人か出会ったことがあるけど、そういう話ではなく全部ひっくるめて「凄いヤツ」にはあまり出会わないのでこんな文章を書いているんでしょうね。

(一人そういう本当に凄いヤツだなーと思った乳桃みゆという知り合いのオカマがいるんだけど最近「金無い」しか言ってないので、そうならないで欲しい)

さーやが凄いのはわかっていたけど「演技がうまい」とか「台本が面白い」とかそういうお笑いの能力だけだとつい昨日までは思っていたのが今日の単独で全部ひっくり返された。
人の感情を動かす人間ってこういう事を言うんだという完全な解答を二時間見せつけられて、いつもならそういう時「それに引き換え自分は・・・」と落ち込んでしまうけど今日に関してはそれも全く無く(あったらこんな文章を書かない)嫉妬をするとかでもなく、一言でいうと普通にファンになってしまった。

人から愛される人柄とか外見とか言動とかネタとか、そういう言葉で説明するのが野暮になるぐらい人を惹き付けて離さない人が本物なんだなという感じで、ちょっと前までは「プロにならないの残念だな」とか思っていたけど、プロの芸人とかアマチュアとかそんな狭い枠で収まる人間じゃないという感じなので全然思うようにやって行って欲しいです。絶対についていく人は山ほどいるので

全部よかったので「このネタが~」とかそういう話は全くしないけど、どのユニットもみんな楽しそうにやっているのが印象的でした。その人と一緒にいたら自然と笑顔になるっていうのが、自分が思う「凄いと思うヤツ」の条件なのかも知れない。どれだけネタが面白くても「ネタが面白いだけ」ではあんな辺鄙な場所にあんなに大勢の人は集まらないだろ。ネタじゃなくて「この人を見たい」と思わせることが一番凄いことなんだと思う。

この前アイドルに関する文章を書いてそのときにアイドルは「自分自身が作品になる=自分に価値を持たせる」存在だと書いたけど、それに近いものを思わぬ形で見ることになったので今日はとても良い日でした。

頂いたサポートでドトールに行って文章を書きます