Dr.スランプの苦悩1(600文字)
鳥山明さんのお話でも。
作者もスランプ
1980年の2月に始まったDr.スランプですが。
半年もすぎた頃から、作者はスランプに陥っていました。
スランプの理由
Dr.スランプはほとんどのお話が1話完結のギャグマンガです。
ネームを作り編集者に見せ、ボツと言われたらどう修正するか?
1話完結の場合、内容をガラリと変える事になるのがほとんどです。
その上で完成度を高めようとすると時間がいくらあっても足りません。
その頃の状況
Dr.スランプは連載開始当初から大人気のマンガでした。
その年の8月に発売されたコミックスも初版の20万部が即日売切れる程。
社会現象となったマンガをジャンプ編集部は継続させる事を望みましたが。
担当の編集者はマンガ家がいよいよ限界に近づいている事に気付きました。
マンガ家を呼び寄せ、副編集長と今後について相談する事にしました。
連載終了の条件
副編集長が提示した連載終了の条件は2つ。
そもそも終わらせる気なんてないのですから難易度は高くなります。
証明の仕方
じゃぁ次のマンガがDr.スランプよりも面白い事をどうやって証明するか?
マンガの証明はマンガでするしかありません。
まずは1話完結の読み切りマンガで人気を取り。
それをベースに新連載を検討するなら副編集長も納得してくれる。
そう考え、読み切りマンガを作ることにしました。
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