古畑任三郎の最後の作品(600文字)
2020年の4月に書かれた古畑任三郎をご存知ですか?
2021年4月
田村正和さんがお亡くなりになったのはこのお話の発表の翌年。
当時、古畑任三郎の事が気になり調べていてこのお話を見つけました。
一瞬の過ち
公開されたのは朝日新聞の紙面上での事。
なんとなくコレを覚えていて、図書館でこの本を見つけました。
10頁のお話
この本の最後に、たった10頁のお話は載っています。
昔、小説版の古畑任三郎も読んだ事はあるのですが。
それと比べても短くて、かるいお話に出来上がっています。
登場人物
主要な登場人物はたった3人。
古畑と犯人の三谷という脚本家と、被害者の大泉妙という俳優です。
たのしいお話
コンセプトから、くだらない理由で殺害されるのですが。
犯罪がバレる理由も非常にシンプルでわかりやすい。
最後
自作のサイレンサー銃で三谷は大泉を殺害するのですが。
意外と大きい音に驚いて三谷は目を閉じてしまいます。
その後、古畑がやってくるのですが。
犯人が三谷であることを確信しているフシがあります。
血痕はきれいに拭き取ったのに、なぜこの男は私を犯人と決め付けるんだ?
解決編で三谷は鏡の前に連れて行かれます。
目を閉じるとまぶたに血が一滴付いていました。
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