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AI時代に改めて読みたい1冊【読書メモ】「取材・執筆・推敲- 書く人の教科書」(著:古賀史健)

AI時代に改めて読みたい1冊はこれだ。

Chat GPTなど生成AIが”言葉”を使う人すべての営みに影響を与えそう。

「我々は、AIとどうコラボレーションするか?」

この中で、大きなヒントが手に入りそうな1冊を改めて読む。改めて読んで、”AI時代に必要な視点”を加えた読書メモをつくっていく。それをこのnoteで公開していきます。

今回の記事はその第1回、プロローグです。それでは、どうぞ。


AI時代に改めて読む「取材・執筆・推敲- 書く人の教科書」

このAI時代に改めて読みたい1冊が、世界累計1,000万部のベストセラー「嫌われる勇気」の共著者で編集者の古賀史健氏によるライターの教科書「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」です。

AIがコンテンツをつくる時代において、そのコンテンツのコンセプトを設計するスキルは、AIとコラボレーションするためには必須のスキル。そのスキルを手に入れるためにピッタリなのがこの「取材・執筆・推敲- 書く人の教科書」。

今回、改めて「取材・執筆・推敲- 書く人の教科書」を読み、そこに”AI時代”という視点を加えた読書メモをつくっていきます。

読書メモ:「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」

①なぜライターのスキルがAI時代に必要なのか?

AI時代においてもよりライターが必要とされる理由は、コンテンツのコンセプトを設計し、編集するスキルにある。

AIが文章を生成することが可能でも、それを読み手を楽しませるコンテンツに昇華させるためには、コンセプト設計からパラメータの調整、最終編集が必要となり、それは人間のライターがすることになるからです。

(なぜコンセプト設計が重要なのか?関しては次の記事を御覧ください。)

②ライターがつくるコンテンツとは何か?

ライターが作るコンテンツとは、単に文字を並べる文章ではなく、読者に対して興奮や没頭、変化を感じる清々しさなど、読み手を楽しませる手段。ライターはクリエイターであり、エンターテインメントの一環として、お客さんを楽しませるためのコンテンツを作り出す

ライターの活動は、映画監督やカメラマン、画家、ミュージシャンなどのクリエイティブな作業と同じく、ある種の芸術的な表現とも言える。「書くのではなくコンテンツを作る」と言えるように、ライターは言葉をツールとして、読者に何らかの価値や体験を提供するコンテンツを創造している。

(ライターがつくるコンテンツとは?それに関しては次の記事を御覧ください。)

③編集とは何か?

編集とは、文章や情報の整理、構造化、修正などのプロセスで、コンテンツが目的に合致し、効果的に伝わるように調整します。編集はライターの核となるスキルであり、それは「だれが×なにを×どのように」の設計と、情報の希少性、課題の鏡面性、構造の頑強性の3つの要素をコンテンツに込める重要なプロセスのこと。

(「だれが×なにを」の設計に関しては次の記事を御覧ください。)

(「構造の頑強性」に関しては次の記事を御覧ください。)


AIとどうコラボレーションするか?

AIとどうコラボレーションするか?
それが大きなテーマのひとつとしています。

このプロジェクトの背景には、AIを使うことで誰もがコンテンツのつくり手になることができるクリエイターエコノミーがあります。コンテンツは消費するより、つくる方が楽しいと思うクリエイターたちが集まる経済圏です。

(そのクリエイターエコノミーに関しては、次の記事を御覧ください。)

これからは、AIとの連携をスムーズに進めるスキルがますます重要となる。その中でも特にライターのスキル、すなわち編集のスキルは、情報の整理と構造化を通じて、人間とAIとの効果的な対話と連携を可能にする鍵となります。

このスキルが強調される背景には、単に情報を生成するだけではなく、人間の視点での解釈と発信が必要とされるためです。

そのために「取材・執筆・推敲 書く人の教科書」を改めて読んで、読書メモをこのnoteで発信していきます。

(今回のnote記事も、音声入力した読書メモをChat GPTで綺麗に整え、編集したものを使っています。その読書メモの取り方は次の記事を御覧ください。どうぞ。)

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