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南相馬からの手紙-会いたい人たちに伝えたいこと-「台湾で出会ったみなさまへ」|#よりみち奮闘記

南相馬と横浜で2拠点生活をしているMYSH合同会社の和泉 華子(いずみ はなこ)です!

転職して南相馬にやってくる事になった経緯はこちら↓

前回の自己紹介では、私が歩んできた道をざっと書かせていただきました。

今回はその時に出会った人たちとの思い出とともに、南相馬との共通点やおすすめしたい事をお届けしたいと想い、4通の手紙を書きました。

1通目はこちら↓

今日は2通目をお届けします✉️

台湾でカッコ良く仕事をする。。を学ぶ。優しくてカッコ良い人たちへ

キング、ジャック先生、シンディー、你好!
元気にしていますか?HANAです。
台湾TEAのお店では研修でお世話になりました。

行き来が出来なかった期間も、SNSを見たりメッセージのやり取りをしていたから、遠い感じはしないのだけど。。距離はありますね。なかなか会えない。。

会いたいです。
研修期間中は、昔の日本人街でPVみたいなものを撮ったり(修了式で編集した動画になってましたね。泣きました)、
地元の人が行く美味しいお店をいっぱい紹介してくれたり、YouTuberの撮影に立ち合わせてくれたり。。

研修に行く前は家族と離れるのが不安だった私ですが、最終日は「帰りたくない」って泣いていましたw

本当に優しく親切な方達ばかりで、ここでもたくさんの愛をいただきました。
そんな優しい人たちですが、研修の時は厳しくてかっこ良い。

研修期間で一番心に残っているのは、キングやジャック先生のカッコ良く仕事をする姿です。
一つ一つの所作に意味があり、尚且つ見られている事を意識した姿は、
「私もこんな風になりたい!」と憧れの存在でした。

慣れない言語と通訳のシンディーとのコミュニケーションに苦労して、はじめはカッコ良さのかけらもなくてしょっちゅう怒られてましたよね。

キングが強めに「HANA!!」と呼ぶ時は、怒られる直前。
毎日ホテルに帰って反省文書いて送っていたのを覚えています。日本語で書いた反省文はまだ残っていますか?

台湾の思い出①:姿勢が悪い私も、先生の前では背筋シャッキリ。カッコ悪いと遠くから見ているキングに「HANA!」と怒られます
台湾の思い出②:普段はとても優しいキング。研修途中で淹れてくれたお茶も、カクテルも美味しかった!(カクテルは仕事中にこっそりねw)


台湾の思い出③:和スイーツが大好きなシンディー。私たちの研修は、彼女がいないと成り立たなかった。

「自分たちが信じているカッコ良い」を実践する

日本に帰ってからお店の立ち上げでいっぱいいっぱいになっていた時。
オープンにあわせて来日してくれたキングに、かけてもらった言葉は今も忘れていません。

新しい事を始める不安と、まわりからのプレッシャーに押し潰されそうになっていた時。

日本人スタッフへの研修がちゃんと出来るか不安で泣いてしまった私に、

「自分はこの事業に誇りを持っているし、一番カッコ良いと自信を持っている。HANAはそれをちゃんとわかっているよ。台湾で一生懸命取り組む姿はカッコ良かったよ。その気持ちを素直に伝えて実践すればいいだけ。HANAなら出来るよ」

とかけてくれた言葉と、日本語での「だいじょうぶ、だいじょうぶ」が私の背中を押してくれました。

キング、今私は福島県の南相馬市というところで、自分たちが信じているカッコ良い仕事をしているよ。
あの時かけてくれた言葉は、何かを始める時にいつも思い出す私の宝物です。

今の場所にもカッコ良い人たちや、自分の仕事に自信を持って取り組んでいる人たちがいっぱいいるから、いつか紹介させてね。

南相馬記録:サウナ発達の川口さん。

南相馬のカッコ良い人の1人です。ホスピタリティの塊みたいなところも台湾の皆さんと似ています!

南相馬記録:シェアハウスの倉庫に作った隠れ家bar

いつかキングとジャック先生に、シェアハウスの倉庫に作った隠れ家barでシェーカーを振ってもらいたいな。


お読みいただきありがとうございました😊

次は

「ドイツ出身の彼は私より日本に詳しい?!日本文化が大好きな君へ」

日本で出会った日本文化が大好きな、ドイツ人の友達へ送る手紙をお届けします✉️

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