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株式会社デルタックス(マイスターエンジニアリンググループ) 社員インタビューVol.3『多様な現場を経験することで身に付く力』

マイスターエンジニアリンググループの株式会社デルタックスは、受変電設備などの電気設備の点検・測定・試験・改修サービスを提供する企業。私たちの生活に欠かせない電気を安心・安全に利用できるようにメンテナンス面から支えています。
そんなデルタックスでは、現在中途採用を行っております。本日は、中途入社4年目で現在エンジニアとして活躍されているSさんに仕事の魅力や職場の雰囲気についてお話を伺いました。

多様な現場を経験できることに魅力を感じて


ーーまずは簡単な自己紹介からお願いいたします。

入社4年目、エンジニア職のSと申します。地元の青森にある高専で電気情報工学を学んだ後、原子力関連企業での設備点検の工程管理業務、不動産会社での契約業務の経験を経て、デルタックスに入社しました。

ーーご入社前は異業種の不動産業界でお仕事をされていたのですね。転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?

不動産の業務自体には面白さも感じていました。しかし、営業利益によって大きく給与の差が出る仕事だったので、次第にもう少し安定性のある仕事に就いた方がいいのではないかと考えるようになったんです。高専で学んだことを活かして、もう一度電気関係で職を探してみようと思い、転職活動を始めました。

ーー原点に帰ろうという考えに行き着いたのですね。当時、現場仕事に就きたいという思いはありましたか?

そうですね。将来的には管理する側で活躍したいという思いはあったのですが、管理側に回る際、やはり現場での作業も実際に経験して知識を身につけておいた方が作業者の気持ちをより理解できるのではないかと考えたんです。現場での業務を学びたいという思いから、自ら手を動かす仕事に興味を持つようになりました。

ーー素晴らしい考え方ですね。転職活動中にいろいろな企業を見ていくなかで、最終的にデルタックスに入社しようと思った決め手や理由があれば教えてください。

まず、一つの現場だけではなくて、大きい工場や化学プラントなど、さまざまな業種の設備に携わることができるのが魅力的だと感じました。ずっと同じ現場にいれば、それだけ業界に特化した知識、専門性を高めていけるメリットはあります。その一方で、だんだんと自分の考え方が凝り固まってしまうのではないかとも思いまして。いろいろな現場を経験して、そこで現場ごとのやり方や、多様な設計、構造に触れることで知識を深められるだけでなく、柔軟な思考ができるようになるのではないかと考えました。
また、電気業界では高齢化が進んできているという話を聞いたこともあるのですが、デルタックスで責任者として活躍されている方には30代の方が多いんです。若い世代もちゃんと活躍しているということを知って、この会社で働きたいと思いました。

研修と先輩からのサポートによって知識を習得


ーーご入社後はどのように業務を覚えていきましたか?

入社後は、まず千葉県佐倉市にある研修施設で3日間の新人研修のなかで、安全に作業をするために必要な基礎知識を学びました。
会社には実際の現場で使われるリレーや遮断機もあります。そのため、研修終了後も、しばらくは現場に行く前に次に行う作業のシミュレーションをして、先輩にチェックいただいていました。また、先輩には現場で作業をしながら仕事を教えてもらうこともありました。
入社したての頃は、何をすればいいのか右も左もわからずでしたが、先輩にサポートいただいたおかげで少しずつ仕事を覚えていくことができました。

ーー現在Sさんはどのような業務を担当されているのですか?

設備点検の一部の工程を担当するのではなく、チームで同じ現場に足を運んで、点検・清掃・診断の一連の点検工程を行っています。これまで自動車工場や化学プラントをはじめ、病院、公園の設備、高層マンションなど、工場系だけではなく大きい建物、公共設備の現場も担当しましたよ。
主に神奈川・東京・千葉・埼玉の現場に行くことが多いですが、年に何度かはチームで1〜2日の短期出張に行くこともあります。

ーー先ほど、会社に若いメンバーが多いというお話がありましたが、職場の雰囲気はいかがですか?

チーム内でのコミュニケーションはよく取れている方だと感じています。入社したての頃は、現場に向かう車の中でよく先輩からその日に行う作業について全体的な流れを説明していただいていました。そうやって話をしてくださったことで、当時とても安心できたのを覚えています。休憩時間にみんなでお昼ご飯を一緒に食べることも多いのですが、その時にはプライベートの話をしたりもしますよ。

ーー「現場仕事だと、お休みが取りづらいのでは?」と心配される方も多いと思います。Sさんは有給をどのくらい取得できていますか?

仕事の都合上、土日に休めないことも多いのですが、休暇日数でいえば一般的なサラリーマンと同じくらい休めていますし、有給も結構取れている方だと思いますよ。去年の年末は年末年始に繋げて長めの休暇をいただき、地元の青森でゆっくりと過ごせました。年末年始以外も、繁忙期を除けば比較的自由に希望を伝えてお休みを取れる雰囲気です。

幅広い業務に携わることで身に付く専門性


ーーSさんが仕事中にやりがいや楽しみを感じるのはどのような瞬間ですか?

デルタックスの仕事では、一つの設備だけではなくさまざまな企業の設備に携わることができますし、点検の一連の作業をすべて一社で行います。そのため、他の企業では身に付けられないような専門性や技術が身に付けられると感じる場面も多く、成長実感を持てますよ。
また、一連の工程の中の一部分だけを担当するのではなく、全体の流れを把握することで、今自分がやっている作業がどの工程に繋がっているのかもだんだん理解できるようになります。その作業が持つ意味を知っている状態で行うのと、そうではない状態で行うのとでは、やはり心持ちが変わるんじゃないかなと思いますね。

ーーお仕事をするうえで心がけていることはありますか?

我々は危険の多い現場で作業をします。私はまだまだ新人で分からないことも多いので、少しでもわからないことや不安なこと、いつもと違うと思うことがあれば自分だけで勝手に判断せずに周りの人に確認することを心掛けています。

ーーSさんの今後の目標やキャリアプランがあれば教えてください。

直近の目標でいうと、第一種電気工事士の試験を来年受けるつもりで、勉強方法や具体的に分からないポイントを先輩や上司に聞きながら勉強しているところです。実技に関しては、練習用の道具が職場に揃っているので、空き時間に練習していますよ。
第一種電気工事士に合格した後も、仕事に関連する資格取得にチャレンジしながら、班長のようなリーダー職を任せてもらえるような人間になれるように成長していきたいです。

ーー最後に、転職を考えられてる方にメッセージをお願いいたします。

20~30代の若い世代で転職を検討中の方のなかには、ご自身が次の職場で活躍できるのかどうか不安を感じている方もいらっしゃるかと思います。しかし、デルタックスでは多くの若い世代が活躍中です。なじみやすい雰囲気の職場でもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。