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株式会社デルタックス 社員インタビューVol.2『自ら考え、手を動かすことで得られるやり甲斐』


マイスターエンジニアリンググループの株式会社デルタックスは、受変電設備などの電気設備の点検・測定・試験・改修サービスを提供する企業。私たちの生活に欠かせない電気を安心・安全に利用できるようにメンテナンス面から支えています。
そんなデルタックスでは、現在中途採用を行っております。本日は、入社9年目で現在エンジニアとして活躍されているMさんに仕事の魅力や会社の雰囲気などをお伺いしました。

理想と現実のギャップに悩み、転職を決意


―—まずはMさんの自己紹介からお願いいたします!

エンジニアとして勤務している入社9年目のMと申します。私は工業高校の電気科を卒業後に大手の鉄鋼会社に就職。その後6年間、エネルギー部署で電気の保全業務をしていました。その後、同じ会社からデルタックスに転職した知人の紹介でこの会社のことを知り、転職しました。現在は、主に変電設備のメンテナンス作業や現場監督の仕事をしております。

―—ありがとうございます。工業高校では電気について学ばれていたとのことですが、電気に興味を持ったきっかけはありますか?
中学生の時にたまたま見たテレビ番組のなかで、屋内配線の仕事を特集していたんです。仕事風景の映像を見た時に、「やってみたい」と思い、電気科を目指すようになりました。当時はちょうど将来どんな仕事がしたいかを考えていた時期だったので、いいきっかけでしたね。

―—高校卒業後、鉄鋼会社に入社しようと思った理由はありますか?
私が就職活動をしていた当時、1社目の企業は業績が順調な時期だったんです。求人情報を見た時に、給与やボーナスの額が魅力的だったので受けようと思いました。ただ、入社後にリーマンショックで業績が落ちてしまい、実際にはそんなにいい思いはできませんでしたね。(笑)それに、配属された部署も実は希望していたところとは別の部署だったんです。

―—思い描いたようにはいかなかったということですね。それでも6年間続けられたのはなぜでしょうか?

とりあえず嫌でも3年は辞めずに続けてみようと決めていたからですね。3年頑張っても相変わらず嫌だったら、やめようかなという感じで考えていたのですが、気がつけば6年経っていた、という感じです。

―—では、転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか?
自分のやりたい仕事と、実際に行っている仕事との間に少しギャップを感じ始めたんです。
以前の職場でも保全業務を担当していたのですが、大きな会社だったこともあり業務が細分化されていました。保全計画の立案までは私の担当だったのですが、実際に部品の交換や修理を担当するのは別の担当者の仕事。私はどちらかというと自分で手を動かして作業をする方が好きなので、次第に他の職場での仕事にチャレンジしてみたいという気持ちが強まってきたんです。

常に新鮮な気持ちで取り組める仕事


―—転職活動時、デルタックスに入社しようと思った決め手はありますか?

試験を行ったり、設備の清掃を行ったりなど、自分のやりたかった手を動かす仕事ができる点が魅力的だと思いました。

―—前職で感じていた理想と現実とのギャップを埋められる職場であることがポイントだったのですね。では、実際にデルタックスに入社した後、どのような感想を抱きましたか?

まず、やりたかった仕事ができるようになったので、よかったです。経験を積めばいろいろな仕事にチャレンジさせてもらえる環境でもあるので、モチベーションも保ちやすいです。
また、前職では毎日同じ勤務地に通い、同じ景色を見る日々が続きました。飽き性の私にとってはそれが精神的に少ししんどかったんです。デルタックスではさまざまな現場に行って、そこでいろいろな設備を見たりできるので、飽きることなく常に新鮮な気持ちで仕事に取り組めるのも良かったと思うポイントですね。私は東京・神奈川・埼玉・千葉を中心とした関東圏内のエリアを担当しているのですが、出張で北関東方面まで行くこともあり、さまざまな現場を経験できることにやりがいを感じています。

―—環境や仕事内容がマッチしたのですね!では、職場の人たちの雰囲気についてはいかがですか?

話し好きの明るい人が多くて、年齢関係なくみんな仲もいいので和気あいあいとした空気が流れています。もちろんメリハリは付けていて、しっかりとするべきところは集中するのですが、それ以外は結構いろいろな会話をしながら仕事を進めていくことも多いですね。以前の職場には結構静かな人が多くて、ただ黙々と作業するという雰囲気だったので、こんな職場もあるのか!という驚きがありました。

現場で経験を積みながら、自身に合った仕事の進め方を見つけてほしい


―—現在は変電設備メンテナンスの作業や現場監督をされているとのことでしたが、具体的な仕事内容について教えてください。

現場ごとに作業内容は変わるので、細かい部分は結構ケースバイケースではあります。ただ、班長として現場をまとめるために必要な仕事はどの現場も共通していますね。まず作業全体の工程を洗い出して、チームを編成し、担当を割り振る。そして、それぞれの作業をいつまでに終わらせるかというペース配分を決めて担当者にスケジュールと作業時の注意事項を伝える。実際に作業が始まったら進捗確認も行います。

―—新しく会社に入ってこられた方に向けた社員教育に携わることもあるのでしょうか。

研修や勉強会のような場を設けることはないのですが、仕事に必要な知識は実際に現場で都度伝えるようにしています。教育係のような担当を決めるのではなく、みんなで教えていくスタイルが一番良い形なのではないかと考えています。

―—役割として仕事を教えるのではなくて、みんなで新人の方の成長を見守るようなイメージでしょうか。

そうですね。1日のうちに複数の現場で作業することもありますし、その現場ごとにメンバーが変わるので、自然とそういう教え方になっています。現場ごとにいろいろな仕事の進め方があるので、いろいろな先輩の話を聞いて、自分自身に合った知識、やり方を習得しながら経験を積んでいっていただけたらと思います。そして自分のやり方が確立したら、それをまた今後入ってくる新人の方に伝えていっていただきたいですね。

目には見えない電気を安全に利用できるように


―—Mさんは、仕事をしていてどんな時にやりがいや楽しさを感じますか?

不具合が起きたものがあって、何かどうにか直してお客様に感謝してもらえた時ですかね。
電気は目には見えないものですが、みんなが安全に利用できるように細心の注意を払いながら仕事をしています。

―—仕事をするうえで、やはり安全面への配慮は欠かせないのですね。

はい、基本的な部分ではありますが、一番手抜いてはいけないポイントでもあります。

―—入社後これまでキャリアを築いてこられたMさんですが、今後の展望があれば教えてください。

電気はとても奥が深い分野で、まだまだ知らないこともたくさんあります。これからも目の前の仕事に真面目に取り組みながら知識の幅を広げ、キャリアを積んでいけたらと思います。また、電気主任技術者試験の資格取得にもチャレンジしたいと考えています。

―—では、最後の質問です。デルタックスでのお仕事はどんな方に向いていると思いますか?こんな方におすすめ!というポイントがあれば教えてください。

電気に興味がある方にとっては、すごく良い環境が整っていると思います。専門的な知識が身に付きますし、あらゆる現場を経験できるので、古い設備や最新型の設備などを数多く見ることができます。ただ、だからといって電気について知らない方や興味がない方が向いていないというわけではなく、意欲があれば無理なく仕事を覚えていけると思います。実際に私の周りにも未経験から仕事を始められた方もいらっしゃったので、経験の有無はそこまで気にする必要はないかと。
それから、人と話すのが好きな方が向いているのかなと思います。班長としてチームをまとめようとする際にも、相手にわかりやすく指示内容を伝える能力は必要ですし、リーダー以外のポジションにおいても、作業を安全に進めるためには周りとのコミュニケーションが大切だと思います。

―—これまでのキャリアを活かしたい方だけではなく、周りと積極的にコミュニケーションが取れる方も活躍できる環境なんですね!本日はインタビューにご協力いただきありがとうございました。最後まで読んでいただいた皆さまもありがとうございました。