非科学的なものに対して否定的になる姿勢として「私は目に見えないものは信じない」みたいな事を言う人がいます。
私はこれこそが現代人にあるまじき信じられない発言だと思っています。あんた本当に義務教育受けてきたの？とう超失礼な感想を抱くほどです。

この世の中に目に見えないけどあるとされている物なんて、挙げるのがキリがないぐらいあります。愛とか気配とかもそうですが、目には見えていないという点では空気だって見えていません。今吸ってる空気を何だと思ってるのでしょうか。また、概念的なものではありますが、エネルギーのような、計算によって証明されているものは概ね目に見えているわけではないですよね？熱量とかだと現在は機械の手によって可視化できるようになっているものもありますが、それだって目でちゃんと見えてるわけではありません。

このように、非科学的なものを否定する姿勢のはずが、科学によって発見、確立されたものを真っ向から否定してしまうという逆転現象が発生しているわけですね。非常に滑稽なことです。