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尊い両親の愛、また家族愛を他の家族から学ぶ。


昨日は夫婦で親戚の夫婦とその子どもたちに会ってきました。


彼らと会って帰宅してから夫婦で言うのが、


よくやってるね、

良いもの見させてもらったね、

なんだか温かいものをもらってくるね、

です。

わざわざ私たちが時間をかけて会いにいくのは、何か大切なものを受け取ってくる、癒しをもらってきているのかもしれません。


純粋な彼らの家族愛をそばで感じていると、忘れがちな本質的なものの大切さを思い起こさせてくれます。

私たちが彼らの親世代であり、若い夫婦の子どもたちは孫世代です。


側からみれば、私たちが与えているように見える側面もあるかもしれませんが、私たちの方がたくさん家族から目に見えないギフトを与えてもらっています。


若い夫婦のどちらかの親が、経済的にも精神的にもそばについて援助していれば私たちは、こんなにも受け取らないだろう、と感じます。


母親を早くに亡くしている彼女が、子どもの急な体調不良などで職場に行けなくなる、などと困ったときに頼るのは祖母くらいでしょう。


彼の実家も遠く離れています。


何というか、本当に経済的にも精神的にも自立し、自分たちだけで日々を切り抜けているという姿に、言葉では言い難い強さと美しさを感じるのです。


彼らにしてみれば置かれた環境で、日々一生懸命誠実にやっているだけかもしれません。


が、私たち夫婦はそれぞれ別の環境の中でも共依存に悪戦苦闘し、結婚生活も破綻させてきた結果、再婚して今があります。


だからこそ、若い彼らの、真っ直ぐな愛をただ循環させることだけに日々奮闘する姿に、何か胸が熱くなるものを感じるのかもしれません。


しっかりと地に足をつけて逞しく生きている彼らの姿を見ると、何か尊いものを感じるのです。


成功する、
お金を稼ぐ、
自己実現する、
〇〇をしたい、
〇〇になりたい、

それはそれで素晴らしいことです。

が、私夫婦はどちからと言えばそのような大人の、個としての側面に触れている機会が多いせいか、彼らがただ全力で子どもたちを愛し、子どもたちもその愛にこたえてスクスクと育つ姿は、何か魂の本質に触れる感覚があります。


親という役割が薄くなるときがいつかくるでしょう。

子どもという役割が薄くなるときもそのうちくるでしょう。

そのときに、今のかけがえのない日々は必ずチカラになって、自己実現や夢をもてる、生命力を発動させていく揺るぎないチカラになるのではないか、と感じます。

私たち夫婦もいくつなっても、どんな人からも学ばせてもらえる柔らかい心と柔軟なチカラで、成長していきたいと思います。

お読みいただきありがとうございます。

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