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タルギ / Targi

デザイナー:Andreas Steiger
アートワーク:Taira Akitsu, Franz Vohwinkel
出版社:KOSMOS, Group SNE
プレイ時間:60分
プレイ人数:2人

参照:BoardGame Geek

■ゲーム内容

トゥアレグ族の長として、交易などを通して一族を発展させると言うテーマの2人専用ゲームです。交互にワーカーを置いていくワーカープレイスメントのゲームなのですが、2人専用でワーカープレイスメントって言うのは珍しいような気がします。

さて、ゲームの内容ですが、毎ラウンド、プレイヤーはワーカーを交互に5×5の外周部分に配置していきます。

外周にワーカーを置いて、2つのワーカーが交わる点にもマーカーを置く。

外周部分にはそれぞれアクションが書かれていて、全てのワーカーを配置したら、プレイヤーごとに効果を発動していきます。効果は各ワーカーの配置場所のアクションと2つのワーカーの交点にあるカードの獲得になります。

獲得できるカードは2種類あり、1種類は様々な資源や勝利点が獲得できるカード、もう1種類は資源を支払って獲得できる部族カードとなります。

部族カードは3×4で配置していきます。

部族カードは自分の手元に配置していきます。カードを手元に配置する時は、縦に3枚、横に4枚の形に配置していきます。配置することで永続効果や特殊勝利点が得られる物もあります。また、横の列に並んだ4枚が全て同じ種類、もしくは全て異なる種類だった場合は、ゲーム終了時に追加の勝利点を獲得する事が可能です。

ゲームは盗賊コマが外周を一周したら終了です。盗賊コマはラウンドが変わる度に時計回りに外周を一歩ずつ進んでいきます。そして、同族が置かれているアクションは選択できません。さらには4つの隅に到達する度にプレイヤーから資源や勝利点を略奪していきます。

悪い。

■遊んだ感想

アクションとカード獲得の両立を模索し続けるワーカープレイスメント。

アクション選択とカードの獲得が紐付いているため、やりたい事を選ぶだけではないところが面白さになっています。さらには、相手のワーカーの対面のアクションが潰れるため、相手が置きたい場所を潰すような動きもできるところが2人専用ゲームならではの強めのインタラクションとして機能しているように思えます。

3つずつワーカーを持っていて12種類のアクションがあるため、比較的色んなものが選べそうな気がしてしまいますが、相手ワーカーの対面のアクションを潰される事を考えると後手番の場合は最後に『打たされる』事になります。

アクションはたくさんありますが、ひとつひとつのアクションはそんなに難しくない印象なので、比較的遊びやすいのではないかと思います。


ルールの複雑さ  :★★★★★☆☆☆☆☆
駆け引き     :★★★★★★★☆☆☆
運の要素     :★★★★★☆☆☆☆☆
おすすめ度    :★★★★★★☆☆☆☆
自分は好きですけ度:★★★★★★☆☆☆☆

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