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1/29~2/2 日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経平均は上下740円程度の狭い動き、その割に下がらず、特に期先3月限のIVが堅調でした。
VIXはFOMCを終え、S&P500高値でも、あまり低下しませんでした。
FOMC後のボラタイルな動きが原因かもしれませんが、高値警戒でオプションに需要が出ているのかもしれません。

金曜日に3月限のオプション建玉が大きく増加したので、私も仕掛けました。
いつもの放置でオプションプレミアム回収です。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
※グラフは暫くの間2023年からの表示を継続します。

Global Markets株式ETFは、アジア・パシフィック株式(VPL)、全米株式(VTI)などがプラスでした。
1月を終えて、昨年末比マイナスの銘柄が多いです。

Developed Markets株式ETFは、韓国株式(EWY)が急反発、日本株式(EWJ)、全米株式(VTI)が続きました。
香港株式(EWH)は既に昨年末-10%、フランス株式(EWQ)、スイス株式(EWL)などもマイナスでした。
1月を終え昨年末比プラスはEWJとVTIのみ、ドル建てのEWJは昨年末比5%の円安でも見事なパフォーマンスです。

Emerging Markets株式ETFは、ポーランド株式(EPOL)急騰で年初来プラス圏、インドネシア株式(EIDO)、インド株式(INDA)と続きました。
先々週株式市場テコ入れが報じられた中国株式(FXI)は上昇続かず、チリ株式(ECH)、サウジアラビア株式(KSA)などもマイナスでした。

各国通貨は、米雇用統計の後ドルインデックス(DX-Y.NYB)が一時104台まで上昇、ロシアルーブル、ブラジルレアル、豪ドルなどはドル高でした。
インドネシアルピア、フィリピンペソ、マレーシアリンギットなどはドル安でした。

海外商品ETFは、先々週+6%のWTI原油(USO)が-7%、天然ガス(UNG)も-3%でした。
ウラン(URA)は直近高値更新、農産物(DBA)、金(GLD)もプラスでした。

米国市場債券ETFは、金曜日の米雇用統計後、米長期金利が上昇したものの、前週比ではマイナス、堅調な銘柄が多くなりました。
米国短期物価連動国債(VTIP)と米国ハイイールド社債(HYG)はマイナスでした。

米国株式各種ETFは、グロース系と大型系が堅調でした。
小型系、バリュー・高配当系は軟調でした。

S&P500セクターETFは、Amazon(AMZN)好決算で一般消費財株(XLY)が+3%、Meta(META)を含む通信サービス株(XLC)も堅調でした。
原油安でエネルギー株(XLE)の他、不動産株(XLRE)もマイナスでした。

株式セクターETFは、航空宇宙 & 防衛株(ITA)、小売株(XRT)などプラスでした。
New York Community Bancorp(NYCB)急落など銀行不安で銀行株(KBE)-4%でした。

1月が終わってみると、先進国で日本と米国は強いものの、昨年末比マイナス銘柄が多いのは気になります。
米国もS&P500が昨年10月の底値から+20%以上の上昇、値幅的に一服してもおかしくないと思います。
昨年購入したETFで、利確するつもりだったものは売りました。
今年も、のんびりスタイルで進めていきます。

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