見出し画像

3/4~8 日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

オプションIVは、前日に日経平均が上昇した2月限SQ時と同様、期近が急騰しましたが、今回は前日に日経平均が下落しました。
S&P500は高値を更新するも週足ではマイナス、VIXは上昇しました。
週末の円高と米国市場株安で、金曜日夜間先物は39,000円を割れて終了、円高が日経安の要因であれば、3/19の日銀金融政策決定会合まで神経質な展開になりそうです。

SQ前日IVは上がりましたが、思惑が外れて日経が意外安だったため、仕込み不足です。
4月限はSQまで5週間あります。株価が安くなれば、早期決済するかもしれません。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
※グラフは暫くの間2023年からの表示を継続します。

Global Markets株式ETFは、全米株式(VTI)以外上昇、先進国バリュー(除く北米)(EFV)がトップでした。

Developed Markets株式ETFは、香港株式(EWH)と全米株式(VTI)以外上昇、スペイン株式(EWP)、台湾株式(EWT)、スイス株式(EWL)が上位でした。

Emerging Markets株式ETFは、ペルー株式(EPU)、南アフリカ株式(EZA)、タイ株式(THD)が上位でした。
ブラジル株式(EWZ)、ポーランド株式(EPOL)、イスラエル株式(EIS)などはマイナスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が102台まで低下、トルコリラ、ブラジルレアル以外はドル安でした。

海外商品ETFは、パラジウム(PALL)、銀(SLV)などメタル系が強く、金(GLD)は最高値を更新しました。
WTI原油(USO)、小麦(WEAT)、天然ガス(UNG)などはマイナスでした。

米国市場債券ETFは、各年限の米金利が低下、全て上昇しました。

米国株式各種ETFは、グロース系と大型系がマイナス、米高配当株(SPYD)、米中型株(IJH)、米小型バリュー株(VBR)が上位でした。

S&P500セクターETFは、公共サービス株(XLU)がトップで年初来プラス圏浮上、金利低下で不動産株(XLRE)、メタル堅調で素材株(XLB)が続きました。
ハイテク・グロース系とS&P500(SPY)はマイナスでした。

株式セクターETFは、ゴールド高値で金鉱株(GDX)がトップもまだ年初来マイナス、銀行株(KBE)、金属 & 鉱業株(XME)が続きました。
バイオテック株(XBI)、小売株(XRT)などはマイナスでした。

金(GLD)が最高値を更新しました。
GLDはコロナショック後の2020年8月に高値を付けた後、2022年の金利高局面では一時$150台まで下落しました。
今はドルインデックスが年初来プラスですが、この先ドル安を懸念する思惑があるのでしょうか。

・注意事項
・当記事は投資勧誘を目的とするものではありません。
・特定の銘柄を表記していますが、読者様が記事データの真偽を確認し易いという意図です。
・当記事の情報によって行動した結果については、一切責任を負いかねます。
・データはfinance.yahoo.comの時系列データから取得しています。為替はinvesting.comから取得しています。
・データは正確であるよう努めていますが、取得タイミングによって配当・分配金未反映のデータを表示してしまう可能性があります。データは毎回過去に遡って取り直しているので、次回投稿時には修正されます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?