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2/5~9 日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経平均はSQ絡みでIVが上昇、東京市場3連休を前に金曜日には低下したものの、昨年5月の3万円突破後同様、なかなか下がらないです。
S&P500は5000ポイントを突破、VIXは先々週より低下したものの、直近安値を割りませんでした。
オプションIVが高い方が、オプションプレミアムが高く、売り方としては立ち回りやすいです。
株式指数の事は一旦忘れて、オプション取引に注力します。

オプションの仕掛けは、それなりのロットを仕込みました。
IVが低下したので、ここからは慎重に行きます。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
※グラフは暫くの間2023年からの表示を継続します。

Global Markets株式ETFは、エマージング系が反発しました。
先進国バリュー(除く北米)(EFV)とフロンティア&セレクトEM(FM)はマイナスでした。

Developed Markets株式ETFは、TSMC(TSM)大幅上昇で台湾株式(EWT)が+4%、中国株堅調で香港株式(EWH)も反発しました。
スイス株式(EWL)、スペイン株式(EWP)、シンガポール株式(EWS)などはマイナスでした。

Emerging Markets株式ETFは、トルコ株式(TUR)、中国株式(FXI)、フィリピン株式(EPHE)が上位でした。
先々週大幅高のポーランド株式(EPOL)、南アフリカ株式(EZA)、チリ株式(ECH)などはマイナスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が104台で堅調な推移、マレーシアリンギット、タイバーツ、スイスフランなどはドル高でした。
ニュージーランドドル、ブラジルレアル、インドネシアルピアなどはドル安でした。

海外商品ETFは、WTI原油(USO)が先々週-7%からの+6%、商品指数(DBC)、農産物(DBA)も堅調でした。
天然ガス(UNG)は昨年12月の安値割れ、パラジウム(PALL)、ウラン(URA)なども下落しました。

米国市場債券ETFは、米国金利が今年の高値付近まで上昇、米国ハイイールド社債(HYG)、米国短期物価連動国債(VTIP)以外マイナスでした。

米国株式各種ETFは、グロース系と小型系が堅調でした。
米国優先株&インカム(PFF)とバリュー・高配当系は軟調でした。

S&P500セクターETFは、ハイテク・グロース系(XLK,XLY)が堅調でした。
ディフェンシブ系(XLU,XLP)がマイナス、原油高でもエネルギー株(XLE)はマイナスでした。

株式セクターETFは、半導体株(SOXX)、バイオテック株(XBI)、交通&運輸株(IYT)などが堅調でした。
ゴールドはそこまで下がっていないものの、金鉱株(GDX)が既に昨年末比-13%、金属 & 鉱業株(XME)もマイナスでした。

米株高値の中、米長期金利も年初来の高値付近まで上昇しました。
金利がある程度高ければ、FRB高官も牽制発言をしないと思います。
それを見越しての米株高なのかもしれません。

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