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3/18~22 日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経平均は高値更新になりましたがIVは反応せず、最近見られた高値更新時のIV上昇はありませんでした。
S&P500も高値更新、VIXは昨年12月からの上昇トレンドが崩れました。
イベント通過後のVI(ボラティリティ・インデックス)低下かもしれませんが、オプションの需要が変化したように見えます。
IVが下がってしまうと、オプションプレミアムが下がり、オプション売りのリスク・リワードに見合わなくなってしまいます。

日銀・FOMC後の株価は堅調、下落の心配はなさそうなので、オプションプレミアム回収狙いで4月限PUT31000売×5、PUT35000買×1などを追加しました。
IVが上がってこないと、来月は仕掛けを見直さなくてはいけないかもしれません。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
※グラフは暫くの間2023年からの表示を継続します。

Global Markets株式ETFは、エマージング株式(EEMV)以外上昇しました。
S&P500は年初来+10%を超えましたが、全米株式(VTI)は+9%手前です。

Developed Markets株式ETFは、日本株式(EWJ)、スペイン株式(EWP)、韓国株式(EWY)などが上昇しました。
香港株式(EWH)、スイス株式(EWL)、フランス株式(EWQ)などはマイナスでした。

Emerging Markets株式ETFは、イスラエル株式(EIS)、トルコ株式(TUR)、ベトナム株式(VNM)などが上昇しました。
チリ株式(ECH)、タイ株式(THD)、中国株式(FXI)などはマイナスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が104台まで上昇、トルコリラ、ロシアルーブル以外はドル高でした。
年初来ドル安の通貨はメキシコペソだけになりました。

海外商品ETFは、小麦(WEAT)、ウラン(URA)、農産物(DBA)などが上昇しました。
パラジウム(PALL)、プラチナ(PPLT)、銅(CPER)などはマイナスでした。

米国市場債券ETFは、各年限の米金利が低下、全て上昇しました。

米国株式各種ETFは全て上昇、グロース系が上位でした。
米グロース株(VUG)とS&P500(SPY)は年初来+10%を超えました。

S&P500セクターETFは、ハイテク・グロース以外では工業株(XLI)が堅調でした。
不動産株(XLRE)は米金利が下がってもマイナスでした。

株式セクターETFは、木材株(WOOD)、半導体株(SOXX)、交通&運輸株(IYT)などが上昇しました。
バイオテック株(XBI)、金鉱株(GDX)はマイナスでした。

先週はドルインデックス(DX-Y.NYB)が104台を回復しました。
米国は景気が強く株価高値、また3月は金・原油高値で、インフレ継続が懸念されれば、ドルはそう簡単に安くならないのではないでしょうか。

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