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2/19~23 日経225オプションIVとVIX、海外ETF、各国通貨の推移比較

グラフは先週末まで約1年の期近・期先ATMIVとS&P500、VIXの推移。

日経平均は史上最高値更新、IVは週初下がっていたものの、日経高値に連れ上昇しました。
S&P500も高値更新、VIXは先々週の安値を割りませんでした。
日経オプション3月限SQまであと2週となり、期近のIVの動きが荒くなっています。
3月限CALL40000の建玉は1万枚あり、この辺りの動向が注目されるでしょうか。

下落の心配はなさそうなので、オプションの仕掛けはSQでプレミアム回収待ちです。
程よいIVと、強い株価で、PUT売りが捗ります。

各種海外ETF、各国通貨の推移です。コメントは先週の動きについてです。
※グラフは暫くの間2023年からの表示を継続します。

Global Markets株式ETFは、全て上昇、全銘柄が年初来プラスになりました。

Developed Markets株式ETFは、シンガポール株式(EWS)以外上昇、欧州勢が上位を占めました。

Emerging Markets株式ETFは、ポーランド株式(EPOL)直近高値更新、春節明けの中国株式(FXI)も上昇率が高くなりました。
チリ株式(ECH)、南アフリカ株式(EZA)、メキシコ株式(EWW)などはマイナスでした。

各国通貨は、ドルインデックス(DX-Y.NYB)が104割れまで下落、ニュージーランドドル、ポンド、豪ドルなどはドル安でした。
南アフリカランド、ロシアルーブル、トルコリラなどはドル高でした。

海外商品ETFは、パラジウム(PALL)、農産物(DBA)、小麦(WEAT)など上昇しました。
ウラン(URA)は下落率が高く、コーン(CORN)、大豆(SOYB)などもマイナスでした。

米国市場債券ETFは、米長期金利が少し低下、全体的に堅調でした。
米2年債利回りは少し上昇、短期債系は弱く推移しました。

米国株式各種ETFは、グロース系と大型系が堅調でした。
小型系は弱く推移しました。

S&P500セクターETFは、全て上昇、ハイテク・グロース上位と思いきや、生活必需品株(XLP)、素材株(XLB)、工業株(XLI)などの方が上昇率が高くなりました。
ハイテク・グロース一辺倒から物色が変わったのでしょうか。

株式セクターETFは、ホテル&航空&クルーズ株(CRUZ)、半導体株(SOXX)、バイオテック株(XBI)などが堅調でした。
銀行株(KBE)と鉱業系はマイナスでした。

日経平均は史上最高値を更新しましたが、日本株式(EWJ)は、2021/9/15の$74.12まであと+7.5%となっています。
今年の日本株式(EWJ)のパフォーマンスは各国株式ETFの中でも抜けているので、海外から見た注目度も高いのではないでしょうか。

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