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『写真で見る馬を巡る旅』読了

小檜山悟さんの『写真で見る馬を巡る旅』読了。
小檜山さんはJRA調教師。ナイジェリアの高校に留学経験がある。
東京農工大学馬術部を経て、JRA調教助手。
通算288勝(2月現在)。

小檜山さんが週刊競馬ブックで連載していた『馬を巡る旅』は単行本化され、シリーズが計5冊ある。
この本はその連載で発表できなかった写真をまとめたものだ。

この写真集だけ見ても、自分自身がまだ触れていない馬事文化が
国内だけでもたくさんあることに気が付く。

今一番見たいのは駈馬神事。あの曲芸を行える人は日々、どういう鍛錬を積んでいるのだろう。
いっしょにこの本を見ていたわが子は、軽乗(曲芸のような騎乗)を習っていたことがあるので、これなら出来ると言っているが、軽乗よりも難易度は高そうだ。

そのほかにもさがら競馬や高ボッチ高原などでの草競馬、賀茂競馬、くらやみ祭り、小室浅間神社の役馬疾走馬蹄占(蹄跡で吉凶を占う)なども興味深い。各地にいるご神馬にも会っておきたい。
伝統文化や行事は時勢に合わせて移りゆくもの。
いまあるうちにふれておきたい。


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